育毛剤・養毛剤・発毛剤の違い

育毛剤・養毛剤・発毛剤の違いとは?

薄毛を予防したりこれ以上髪の毛を減らさないために利用する製品には、「養毛剤」「育毛剤」「発毛剤」と呼ばれるものがあります。
これらは一見似たようなものに感じますし、実際にその違いを正しく理解している人も少ないのではないかと思います。

養毛剤・育毛剤・発毛剤には明確な違いがありますし、養毛は髪の毛を癒し保護するもの、育毛は今ある髪の毛を育てるもの、発毛は無い髪の毛を生やし育てるものだということを理解しなければいけません。
もちろんそれぞれに使用する製品も異なりますし、正しく理解した上で使用しなければ思わぬトラブルを引き起こすこともあります。
そのためまずは養毛剤・育毛剤・発毛剤の違いを理解し、自分に必要なのはどれなのかを知ることから始めることが重要となります。

女性用育毛剤

30代から始める女性用育毛剤

育毛剤は、最も聞きなれた言葉であり多くの人が薬局やドラックストアなどで、製品を目にする機会も多いものではないでしょうか。
育毛剤とは、名前の通り今生えている髪の毛を健康な状態で強く太く育てるための製品であり、含まれている成分も育毛に特化した頭皮や髪の毛を育てるための物となっています。
有名な育毛剤では男性用のものであれば「ロゲイン」が特に有名なものとなります。ロゲインは育毛効果のある「ミノキシジル」を5%配合している製品であり、ミノキシジルの効果によりAGAにより弱っている髪の毛を健康で元気な状態にすることが出来ます。
ロゲインのジェネリック医療品で「ツゲイン」は、女性でも利用する事が出来るAGA治療薬で性別を問わず薄毛に悩む方から人気のあるお薬です。

ミノキシジルは頭皮の血行を改善し滞っていた血流を、スムーズな状態にする効果がありますので、それにより血液で栄養を運ぶことが可能になり栄養不足だった毛根や髪の毛に力を与えることが出来ます。

ロゲインの場合男性用と女性用があるので女性にも使用できる育毛剤となります。
女性用の育毛剤では「パントガール」や「プリオリン」が有名な育毛剤となります。
まず、パントガールに関しては女性の薄毛の症状であるびまん性脱毛症や、分娩後脱毛症に効果がある内服薬であり、アミノ酸やたんぱく質、ビタミンB群などの効果により外からではなく体内から薄毛をサポートし育毛を促すものとなっています。
服用することで薄毛で悩む人の70%が改善したという結果もありますのでかなり効果の高い育毛剤といえます。

プリオリンはドイツのバイエル社が製造している育毛剤で、薄毛の原因となる毛周期を改善し、今ある髪の毛を抜けにくくしてくれる効果があります。
毛根に力を与え抜け難い状態に導くことで育毛を促すことが出来る内服薬の育毛剤となります。

「ルグゼバイブ」はパントガールに近い効果がある育毛剤で、成分的にはパントガールに近いものとなります。
異なる点としては馬プラセンタとコロストラムという成分を追加してある点で、プラセンタには細胞修復機能がありますしコロストラムにも成長因子が含まれているので髪の毛の育毛を促すことが出来ます。

養毛剤

育毛剤・養毛剤・発毛剤の違いとは?

育毛剤が髪の毛の育毛を促すのに対し、養毛剤は今ある髪の毛を保護し現状を維持することが出来るものといえます。
育毛剤が医薬品や医薬部外品であるのに対し、養毛剤の場合は配合されている成分が育毛剤よりも弱く副作用なども無いため化粧品に分類されるものとなります。
基本的には頭皮の環境を改善し保湿を促したり毛根に栄養を与え抜けにくくするといった効果を与えるものとなります。
そのため育毛効果はほとんど無いと言えますので、養毛剤を使用し続けても髪の毛を育毛することはできないと考えたほうが良いでしょう。
その代わり抜け毛がそれほど酷くない場合や、とりあえず現状を維持したい場合には便利なものといえますし、副作用が無いため幅広い人が安心して使用できるといったメリットもあります。

発毛剤

実際の発毛剤効果は?

発毛剤は、育毛ではなく現在髪の毛の無い場所に発毛を促すことが出来る製品のことで、「プロペシア」や「リアップ」などがそれにあたります。
プロペシアはAGAの原因となる5αリダクターゼの活動を阻害できる発毛剤で、5αリダクターゼを無効化することにより発毛効果を高めることが出来ます。
ただし、プロペシアに含まれる有効成分のフィナステリドは、男性に使用できますが女性には危険な成分となりますので、男性のみの使用しか出来ません。
プロペシアの場合は、医薬品扱いなのでいわゆる薬に当たるものとなり、発毛剤の中でも特に効き目があるものといえます。医師の処方により入手できるものなので効果が高い反面使用には注意が必要となります。
リアップは国内で唯一発毛効果の認められたミノキシジルを配合した発毛剤であり、その効果は非常に高いものとなります。

育毛剤で紹介したロゲインも厳密にいえばリアップと同じミノキシジルを配合した製品ですので発毛剤の部類に入るといっても良いかもしれません。
ミノキシジルを配合してあるためリアップは第一類医薬品扱いとなり、副作用により健康被害が生ずるおそれがある医薬品という扱いになります。そのため薬剤師がいる薬局やインターネットで通販販売のみで購入するしか方法がないので、気軽に何処でも購入できるわけではありません。

医薬品・医薬部外品・化粧品の違いを理解する

それぞれの違いを理解する

育毛剤や発毛剤、養毛剤の違いを知る上では医薬品・医薬部外品・化粧品の違いを理解することも必要です。
育毛剤の中にも医薬品に分類されるものもありますし、発毛剤のような効果の高いものはほぼ医薬品として取り扱われることになります。

養毛剤のような効果の弱いものは化粧品扱いになる場合がほとんどですし、育毛剤の成分には医薬部外品と言う扱いのものもあります。
違いに関しては医薬品は一般的に薬と呼ばれるもので、使用することで高い効果を得ることができる反面、副作用もあるため注意が必要なものとなります。
医師の処方が必要なものを医薬品と呼びます。

医薬部外品は医薬品ほどの効果はないが一定の効き目がある成分であり、育毛剤などに多く含まれている成分が医薬部外品に当たることが多いと言えます。
医薬部外品の場合医師の処方が必要ないので配合しやすく使いやすいという利点がありますが、医薬品ほどの効果が無いのであくまでも予防程度の効果に留まると考えたほうが良いでしょう。

化粧品は厚生労働省の許認可が不必要なものであり、医薬品や医薬部外品よりもさらに効果の低いものとなります。
薄毛に関しての効果で言えば養毛剤に使用されるのが化粧品扱いとなる成分で、頭皮の保湿や頭皮環境を保つ程度の効果しか得ることが出来ないものといえます。
化粧品なので多くの製品に使用できる反面、効果に関しては期待できないと考えるべきでしょう。
そのため医薬品・医薬部外品・化粧品の違いを正しく理解し、どんなメリットとデメリットがあるのかを知ることで初めて薄毛を予防・防止し育毛や発毛を促すことが出来るでしょう。