シミの種類

シミのタイプ

顔や肌に現れるシミにも色々な種類があり、それぞれに特徴も見た目の状態も異なります。
何故シミが出来るのか、シミの種類にはどのようなものはあるのかを知ることによって、初めて自分のシミに対するケアや予防が可能になるといえます。
そのためシミをひとくくりにせず、それぞれの特徴と違いをしっかりと理解することがシミ対策にとってのポイントとなりますし、シミを消していくための近道となります。
シミの種類は大きく分けて5つに分けられ、「老人性色素班」・「肝斑・雀卵班」・「遅発性両側性太田母斑」・「脂漏性角化症」になります。これ以外にもシミの種類はありますが特にこの5つは代表的なものとなります。
それぞれシミとしては代表的なものですので、自分がどのシミの状態なのかを知るためにも症状と原因をしっかりと頭に入れておきましょう。

老人性色素斑

老人性色素斑とは?

老人性色素班は、シミの中でも最も有名なシミの代表と言える症状で、顔の頬やこめかみなどに現れるシミです。
名前に老人性とは言っているように年齢を重ねるとともに肌に現れるシミで、高齢者の顔などに有るシミのほとんどがこの老人性色素班と呼ばれる症状だと言っても良いでしょう。
この老人性色素班は紫外線などのダメージが蓄積することで、皮膚内にメラニンが増えることで現れるもので、若い間はほとんどないのですが10代、20代、30代と年齢を重ねると少しずつその数を増やしていき、色も濃くなっていくシミとなります。
年齢と共に現れる理由としては、加齢による肌のターンオーバーの乱れや細胞自体の老化なども関係していますし、歳を取ると肌が乾燥しやすくなりそれにより肌自体が正常な状態を保てなくなることも一因と言えます。

老人性色素斑の症状

若い間は肌の保水も保湿も正常ですので肌バリアも正しく機能していますし、細胞もターンオーバーが正常に行われるので老人性色素班が現れ難くなっています。
ちなみに加齢とともに現れるといっても人により皮膚に現れるのはバラバラで、いつ老人性色素班がシミとして表面化するかは予想が出来ません。
例えば若い間に紫外線を大量に浴びていた場合には、年齢を重ねなくても20代くらいでも老人性色素班がシミとして現れることもありますし、日焼けサロンなどで日焼けをしている場合にも、安全性は確認されているとしても紫外線によるダメージは避けることが出来ません。
その場合には老人性色素班としてシミが表面化する可能性が高くなるので、年齢に関係なく紫外線を浴びた量によってもシミとして体に現れてきます。

基本的に老人性色素班は肌に現れた場合には放っておいても自然と治るということはほとんどないので、必ず何かしらの対策を講じなければシミを消すことも美白になることもありません。

肝斑

肝斑とは?

肝斑は女性に多いシミの症状で、両頬のあたりに現れる独特のシミとなります。
目の下のクマとはことなりそれよりも下の頬あたりに出てくるシミのため、場所的にも非常に目立ちますし大きなシミとして表面化するのでシミの中でもかなり気になるものと言えます。
肝斑が出来る原因としては紫外線によるダメージだけでなく、女性ホルモンの乱れが関係していると言われており、男性よりも女性の方が圧倒的にできやすいシミの症状となります。

肝斑の症状

女性の場合、妊娠などで女性ホルモンのバランスが乱れることもありますし、生理などでも女性ホルモンのバランスが大きく乱れます。
そのためどうしても肝斑を作り出しやすいと言う条件が整いやすいですし、無理なダイエットやストレスなどでも女性ホルモンのバランスは大きく崩れてしまうので、女性ホルモンを如何にして崩さないようにするかが肝斑を防止するために必要な対策となります。
女性ホルモンの乱れを正常に戻さないと肝斑は消えませんので、生活習慣なども見直していかなければいけないでしょう。

雀卵斑(ソバカス)

雀卵斑(ソバカス)とは?

雀卵斑は一般的にはソバカスと呼ばれるシミの症状で、顔の目の回りや頬のあたりに小さな斑点状に現れるシミです。
ソバカスができる原因としては2通りの原因が考えられ、一つが遺伝的にソバカスができやすい先天的なものであると言う事と、もう一つが紫外線などによるダメージによるものです。
先天的な要因の場合は生まれながらにしてソバカスができやすい体質であり、遺伝的にソバカスが表面化しやすいためなかなか防ぐことが出来ません。

雀卵斑(ソバカス)の症状

ただし先天的なソバカスの場合、年齢と共に消えていくことが多く、ソバカスが出来るのも思春期くらいの年齢が特に多く年齢を重ねてから現れるソバカスとは少々異なります。
年齢を重ねるとともに現れるソバカスの場合は、基本的な原因が先天的な物とは異なり、紫外線などによるダメージで細胞内の活性酸素が増えたことがメラニンを増やしソバカスを作る原因となります。
紫外線以外にも活性酸素を増やす要因は数多くあり、不規則な生活や寝不足、日頃の食事で必要な栄養素を摂取できていない場合、ストレスなどで体内に活性酸素が増えている場合などもソバカスが出来やすい状態だと言えます。

これらの原因で出来たソバカスは対処をしないと濃くなったり数を増やすと言ったことにもなるので、生活習慣の見直しや食事の改善などが必須となるでしょう。

遅発性両側性太田母斑

遅発性両側性太田母斑とは?

遅発性両側性太田母斑はシミの中でも表面ではなく奥深くに出来るシミとなっています。一般的なシミであるソバカスや老人性色素班の場合は表皮の部分に出来るのですが、遅発性両側性太田母斑はそれよりも深い場所にある真皮の部分に出来てしまうシミとなります。
そのため通常のシミとは出来る場所が異なりますし、遅発性両側性太田母斑の場合は小さなシミではなくかなり大きな広範囲にわたりシミができてしまうという特徴もあります。シミと言うよりは痣と呼ぶ方が正しいものであり、生まれつき遅発性両側性太田母斑が出来やすい体質の人もいます。

遅発性両側性太田母斑の症状

何故、遅発性両側性太田母斑が出来るのかは、遅発性両側性太田母斑が現れる部分に色素細胞が集中しているためで、何かしらの要因により一気に表面化することが多いシミとなります。
小さな頃から遅発性両側性太田母斑が現れることもありますし、年齢を重ねるとともに急に現れることもあり、特に20代後半あたりから急に遅発性両側性太田母斑が現れやすくなります。
紫外線によるダメージやストレス、肌細胞の老化や劣化などが遅発性両側性太田母斑を表面化させる原因と言われており、ホルモンバランスの乱れもその要因の一つとなります。

脂漏性角化症

脂漏性角化症とは?"

脂漏性角化症は皮膚良性の腫瘍の1つとされており、別名老人性イボと呼ばれるもので、シミがさらに進行することで角化してしまったものとなります。
顔や頭、全身のどこにでも出来イボのようにザラザラしたできものになります。
始めは1mm~2mm位の大きさですが、放置しておきますとだんだんと大きくなります。さらに日光の当たる顔には数多くできて老人性のシミも一緒にできる事が多いようです。
この脂漏性角化症の場合、肌が盛り上がってしまいますし、場合によっては大きなほくろのような状態で表面化するため見た目にもあまり良い状態とはいえません。
放っておいても無くなることはありませんし、少しずつ大きくなることもあります。
なにより脂漏性角化症の場合出来たイボ状のシミが邪魔で出来た場所によっては生活に支障をきたすこともあります。
早ければ、20~30第の若い頃から出現し、加齢と共に増えていく事もございます。

脂漏性角化症の症状

脂漏性角化症の原因としては老人性色素班とほぼ同じ原因となり、80歳以上の高齢者では、ほとんどの方に見受けられる症状だと言われております。
老人性色素班の場合はシミとして表面化するのに対し脂漏性角化症の場合はターンオーバーの乱れなどにより色素沈着だけでなく皮膚そのものが角化してイボ状になってしまうことになります。
脂漏性角化症の場合も紫外線によるダメージや肌細胞の老化などが原因となるため、紫外線対策や肌ケアを行うことでかなりその発生を抑えることが出来ます。
紫外線を浴びてしまうと皮膚の一番上にある表皮でメラニン色素が作られ、その下の真皮まで紫外線が届かないようにブロックをします。
このメラニンはターンオーバーによって皮膚正面に押し上げられ、角質と共に垢として排出されるのです。
ところが加齢によってお肌の新陳代謝が衰え、長年の歳月に渡り紫外線を浴び続ける事で、排除しきれなかったメラニンが少しずつ蓄積をしシミとなって残ってしまうのです。
脂漏性角化症は、60代になると80%もの多くの方にでき、80代ではほぼ100%の方に見られます。
脂漏性角化症を対処するには、出来るだけ早い段階から予防やケアを行う事が大切になるのです。