痛風の症状

痛風の症状と特徴

痛風の症状が発症してしまうと、特有の痛みなどが現れます。
それは他の病気と比べても非常に辛いもので、痛風になることの苦しみを知っている人で無いと分からないほど重い症状となる場合もあります。
どのような症状が出るのかを知っておくことで自分が痛風を発症したのかを知ることも出来ますし、それを放置しているとどうなるのか、痛み以外にどういった状態に陥る可能性かあるのかも分かります。
事前に痛風の症状や注意すべき点を理解しておくだけでも痛風に対する備えもできるでしょう。

風が吹いただけでも痛い

風が吹いただけでも痛い

痛風と言う病気はその名のとおり風が吹いただけでも痛いと感じるほどの痛みを生じる病気です。
これは痛風の原因となっている尿酸が結晶化することにより炎症を引き起こすためです。最初は足の指の先だけだった症状も放っておくとその範囲が広がっていき痛みもどんどんと大きくなっていきます。
風が吹いたくらいで痛いなんて大げさなと思うかもしれませんが、実際に痛風を発症してしまうとほんの些細な皮膚の擦れ程度でも激しい痛みを生じますし、日常的に当たり前となる動作の歩く、動くといったことも我慢できない程の痛みを感じるようになります。
そのため風が吹いても痛いというのは嘘でも冗談でもなく、実際にそれくらい酷い痛みを生じることになりますし、炎症によって肌や関節が過敏になっていくのも特徴だと言えます。
激痛といえる痛みが継続的に続くわけですから、そう考えた場合には痛風という病気は痛みと戦い続けなければいけない病気であるといえるでしょう。

激しい関節痛を伴う病気

痛風で痛む箇所

痛風の特徴的な症状として、激しい関節痛を伴う病気であるという特徴があります。
これは痛風の原因となる尿酸が結晶化する場合には関節にその結晶が溜まりやすくなるためで、初期の状態では足の指の付け根あたりの関節が急に腫れあがり激痛を伴います。
見た目にもその腫れが分かるほどの炎症となりますし、それが数日~10日程度の期間続くことになるためその間は生活に支障が出るほどの痛みを我慢しなければいけません。
ある程度の期間を過ぎると嘘のように炎症も痛みも治まるため初期の段階では自分が痛風で関節痛になっていると気づかない人も少なくありません。
しかし初期の段階からさらに症状が進行すると足の指の関節だけでなく足首や膝の関節にも尿酸の結晶化が置き始めますし、手の肘や指の関節にも痛みを生じることになります。特に関節において尿酸の結晶化が起きやすく、関節が急に痛み出した場合は痛風である可能性を疑うことも必要となります。
関節は体の中でも最も動かす部分ですのでどうしても動く際に激痛を伴うことになりますし、関節が痛風の影響で腫れあがってしまうと痛みだけでなく動きにくくなるという弊害も生じることになります。

放置すると痛みを繰り返す

痛風を放置すると

痛風は一度症状を発症するとそれが完全に完治することは無い病気です。
初期の段階では数日程度の間痛みと炎症を生じるだけでそれが治まると全く痛みも炎症も無い状態になります。
そのため多くの人が痛みと腫れが引いたから治ったと勘違いして何もしないまま放置してしまうことが多い病気です。
しかし痛風の原因となるのは体内で増えすぎた尿酸の量が限界を超えていることであり、尿酸値の上昇は簡単には改善することが出来ないと考えなければいけません。
そのため放置しておくと尿酸値の上昇による尿酸の結晶化が再度起こることになりますし、その痛みや関節腫れといった状態が繰り返し起こることになります。
初期から中期、後期へと症状が進行していくことによりその痛みのサイクルは短くなっていきますし、痛みを感じる範囲も徐々に広がっていくことになります。
最終的には常に関節などが激痛に見舞われている状態や他の病気を併発しさらに重篤な症状へと移行してしまうこともあるので、痛風を放置するということは非常にリスクが高いことだと理解する必要があります。

他の病気を併発しやすい

痛風は他の病気を併発しやすい

痛風になってしまった場合、怖いのは痛風で生じる激痛だけではなくほかの病気を併発しやすいということです。
痛風の原因となるのは尿酸値の上昇ですが、その尿酸値の上昇は関節で結晶化するだけでなく体内の臓器にも大きな影響を与えることになります。
特に腎臓に関しては尿酸の排泄を行っている重要な臓器であり、腎臓が正常な状態であることで初めて体外に尿酸を排出することが出来ます。
しかし腎臓でも処理できないほどの尿酸値になってしまうと、腎臓内でも尿酸の結晶化が起こることになり、その状態が起きることで腎臓の機能に障害を及ぼし腎不全という重い症状になることがあります。
腎不全になってしまうと尿酸を処理できなくなってしまうため人工透析を必要とする生活になる可能性もありますので、痛風を放置しておくことで他の病気を併発するリスクが高まってしまいます。
さらに痛風は生活の乱れや食生活の問題から生じることが多い病気ですので、糖尿病や高血圧といった背活習慣病を併発してしまうことも非常に多くなります。
痛風自体が生活習慣病ですので、他の生活習慣病を併発しやすくなるのは当然のことかもしれません。
高血圧や糖尿病を併発してしまうと日常生活に支障をきたすことになりますし、それが原因で他の病気をさらに併発してしまうといった病気のスパイラルに陥ることも考えられます。

発汗・発赤・発熱

発汗・発赤・発熱

痛風の症状として発汗や発熱、発赤といった症状も現れます。
これは痛風による関節などの炎症が原因となっており、体内で炎症が継続的に起こることでそれによる影響を受け発汗しやすくなったり炎症が酷い場合は発熱するといった状態になる場合もあります。
炎症を起こしている場所は赤く腫れてしまうので発赤の状態になり見た目にも肌が赤くなってしまいます。
特に発熱に関しては炎症が続いている間はなかなか熱が下がらないという場合も考えられますので、その場合は痛風の炎症を抑えることが発熱を改善することに繋がります。
痛みだけでなく発熱や異常な発汗により体力を消耗してしまうこともあるので、急な関節の痛みと発汗や発赤、発熱がある場合は痛風を疑う必要もあります。