片頭痛とは?

片頭痛とは?

日常生活を健康に過ごすためには日々の生活にも注意する必要があります。
しかしいくら気を付けていても急に症状が発生することがあるのが片頭痛と呼ばれる頭痛であり、通常の頭痛とは明らかに異なる特徴や痛みが現れることになります。
通常の頭痛と片頭痛の違いを知り、もし片頭痛が起きた場合には正しい対処を行い速やかに症状を和らげる必要があると言えます。
頭痛が続いてしまうと普段の生活だけでなく仕事などにも問題が生じることになりますし、車の運転などをする場合にも危険な状態で運転をすることになりますから、放置しないことが重要となるでしょう。

片頭痛の特徴

片頭痛の特徴

通常の頭痛の場合風邪などによる原因がある場合がほとんどで、頭全体に痛みを伴うケースが多いと言えます。
その場合の痛みに関しても鈍い痛みが続くといった状態になり、状態が好転するとともに頭痛も治ります。
しかし片頭痛の場合頭の片側だけが急に痛み出すといった症状となり、両側が痛む場合もありその痛みは通常の頭痛とは明らかに異なるものとなります。
特徴としては体の脈と同じように一定周期でズキズキした痛みが続くという特徴があり、鈍い痛みではなく頭を殴られているような強い痛みが継続的に起こることになります。
そのため片頭痛が発症してしまうと動くのも辛いという状態になることがほとんどで、一度痛み出した場合それが1~3日ほど続くことになります。
片側だけが急激に痛み出すことが多いので片頭痛と呼ばれており、光や音と言ったものにも過敏に反応するという特徴も見受けられます。
そのため光が影響して痛む、音によって痛みが強くなるという特徴もありますし、酷い場合は嘔吐を伴い非常に辛い状態が長く続くことになります。
しかし痛みが治まればその後は全く頭痛であったことが嘘のように症状が楽になるため、通常の頭痛のようになだらかに痛みが治まるのではなく、急激に痛くなり一定時間で急に痛みが治まるという特徴も見受けられます。

片頭痛の主な症状

片頭痛の症状

片頭痛が起きた場合の主な症状としては、月に数回の頻度で起きる急激な痛みが症状として現れます。
頻度が多い場合は週に数回の症状が現れる人もおり、その場合も激痛が繰り返されます。基本的には突発的に急激な痛みに襲われるのが症状として現れますし、痛みも動けば痛む、体の向きを変えても痛むと言ったように何をしていても痛みが治まらないことが多いと言えます。
一旦片頭痛による激痛が生じてしまうと安静にしておく必要があり、生活に支障をきたし何も出来なくなることがほとんどです。
通常は片方の頭が激しく痛む症状が現れますが、酷い場合には両方の側頭部に痛みを生じる場合も有り、さらに酷くなると全く動けなくなり寝込んでしまう、頭痛による痛みと共に吐き気や悪心の症状が出ることも多々あります。

頭痛の前兆

片頭痛の前兆

片頭痛の場合頭痛の前兆がある場合と、全く前兆が無く突然痛みに襲われる場合があります。
前兆がある片頭痛に関しては、全体の2~3割程度の人に現れることになり、この場合には非常に特徴的な症状が現れます。
特に顕著に表れるのが視界に異常を生じる前兆となり、これが起きた場合にはほぼ片頭痛による痛みが生じることになります。
たまに前兆が確認されたのに頭痛は起きなかったと言うケースもありますが、前兆が起きた場合には頭痛に備えたほうが良いと言えます。
この前兆は「閃輝暗点」と呼ばれており、目の前の視界の中にチカチカとした小さな光の点が見えるようになり、それが徐々に大きくなっていき視界を侵食していくことになります。
閃輝暗点の症状が起きた場合、視界の片側が光で埋まっていくような状態になることや、視界の真ん中から光が広がっていく状態になり、それが広がっていくことで視野が狭まったりぼやけると言った状態になります。
その後片頭痛による我慢できないような痛みが生じます。
閃輝暗点以外には感覚に異常を感じる症状や、急に言葉が話しづらくなるといった症状が前兆として発生することもあり、こういった症状が複合的に現れることもあります。
前兆が起きた場合10~30分程度その状態が続くことになり、それが収まった後に片頭痛の痛みが襲ってくることになります。
この前兆は痛みが生じる数十分前に起きるものですが、それ以外にも数日前から精神的な落ち込みや情緒不安定、疲労感を感じる、集中力がなくなるといった症状が現れる場合も有ります。
この数日前に現れる前兆は全体の五分の一程度の人に現れますので、全ての人に現れるものではありません。

片頭痛の分類

片頭痛の分類

片頭痛を分類した場合には、大きく分けて2つの種類に分類できます。一つは前兆の見受けられるもの、もう一つは前兆の見受けられないものとなり、前兆があるのか無いのかで判断します。

前兆の見受けられる片頭痛

この片頭痛は頭痛の症状が現れる前に何かしらの異常がある場合に当てはまります。
前兆としては 「視覚症状」「感覚症状」「言語症状」「運動症状」「脳幹症状」「網膜症状」という6つの症状と、その症状が5分以上かけて徐々に進展するかどうか、2つが同時に起こりそれが続くかどうか、前兆となる状態が数分~1時間程度継続的に続いているのか、前兆が片側のみにおこるかどうかが判断基準となります。
それと前兆の後に60分以内に頭痛が起こるかどうかも判断の基準となっています。
これらの症状が2つ以上当てはまる場合は前兆の見受けられる片頭痛と判断できます。

前兆の見受けられない片頭痛

前兆の見受けられない片頭痛の場合は頭痛の発作が起きた場合にそれが数時間~3日程度続いているか、片側だけに症状が発生している、脈を打つような継続的な痛み、痛みが軽くない中~重度のものかどうかで判断できます。
普段の生活の中での動きで痛みが悪化する場合や、普通の動作自体が困難である場合も前兆の無い頭痛として判断することが出来ます。
基本的にはこれらの症状が5回以上継続的に起きている場合には、前兆の見受けられ無い片頭痛として分類され、前兆の見受けられる片頭痛とは異なるものであると考えてよいでしょう。

どちらの場合も放っておけば重篤な症状に発展することもありますし、自分では気づいていない体の異変が片頭痛を引き起こしているケースも考えられますので、片頭痛を軽く考えることなくきちんと対処し症状を治めることが重要になります。
そのためには自分が片頭痛なのか通常の頭痛なのかを判断することが求められます。
片頭痛が頻繁に起こる場合にはその原因を突き止めることも必要となりますし、片頭痛の起きない状態を維持できることで人並みの落ち着いた生活を取り戻すことが出来るでしょう。