男性更年期障害の薬・サプリの種類

男性更年期障害の薬とサプリ種類

更年期障害は更年期を迎える男女ともに症状が現れます。
一般的には女性の更年期障害のほうが知られていますが、男性の場合も女性と同様に体内のホルモンの分泌量が減少することでホルモンバランスが崩れてしまい生活に支障がでるほどの辛い症状に悩まされることになります。
男性の場合女性とは異なり女性ホルモンのエストロゲンの分泌が減少するのではなく、男性らしさを維持するために必要な男性ホルモンのテストステロンが減少することで女性の更年期障害に似た症状を発症します。
大きな違いとしては男性ホルモンが減少することで筋肉量が減るといった状態を引き起こしやすくなり、男性に多いメタボリックな体型になりやすくなるという問題も出てきます。
これも男性の更年期の症状として代表的なものであり、メタボ化が進むことにより他の病気を併発することも増えますし、テストステロンが減少すると自律神経にも影響を及ぼしますし、男性ホルモンは生活するうえでのやる気や気持ちの高揚にも大きく関与しているため、精神的な落ち込みやうつ病といった症状も女性よりも発症しやすくなります。
それを緩和し症状を軽減するために効果的なのがホルモン補充療法や漢方薬、抗うつ剤などの仕様となりますので、どういった方法が男性更年期障害を解消してくれるのかを正しく知り、自分の症状に合ったものを使うことが更年期障害を改善していくために必要となります。

ホルモン補充療法

HRT(ホルモン補充治療)

男性更年期障害の場合ホルモン補充療法により減少した男性ホルモンのテストステロンを補充することで症状を緩和できます。
年齢とともにどうしても男性ホルモンの分泌量は減少してしまいますし、更年期から老年期に移行する間は体の中での変化が著しく顕著になるためそれに体がついていかず更年期障害という形で症状が現れてしまいます。
ある程度の期間を過ぎれば男性更年期障害の症状も治まりますが、治まるまでの間辛い症状を我慢し続けるのは非常に困難ですし、その我慢がストレスとなり精神的な障害を悪化させることも考えられます。
男性の場合ホルモン補充療法を行いテストステロンを補充することで男性更年期障害特有の気分の落ち込みやホルモン減少によるめまいや頭痛、自律神経の働きが狂うことにより発生する体ののぼせや動悸、呼吸困難といった症状を緩和できます。

アンドリオール(テストステロン経口剤)
アンドリオール」は、口から服用し体内に取り込むことで足りなくなった男性ホルモンを補充することができる薬です。
アンドリオールはMSD社が開発した男性ホルモン剤で使用することで男性としての機能を回復する効果も得られるため、若年層に増えている若年性男性更年期障害にも効果を与えてくれます。
基本的な使用方法は毎日決められた用量を服用するだけでテストステロンを適量補充することが出来ますので、男性更年期障害で現れる様々な症状を緩和することが出来ます。

テストステロン補充ジェル(経皮剤)
テストステロン補充ジェル」は経口剤のアンドリオールとは異なり口から飲むのではなく肌に塗ることで男性ホルモンのテストステロンを補充することが出来る薬です。
肌に適量塗ることで肌を通じ血管からホルモンを体内に取り込めますので、経口薬を飲むのが苦手な場合でも手軽に使用することが出来ます。
ジェルなので太ももや腕などに塗りこむだけで効果を得られますし、経口薬のように飲んだ後に吐いてしまって効果を得られなかったといったトラブルもありません。
使用することで筋肉を引き締めたり男性としての機能を回復することが出来ます。

漢方薬

漢方薬で男性更年期障害の治療

男性更年期障害には漢方薬も効果があります。
漢方薬の場合医薬品であるテストステロン経口剤や経皮剤と比べるとその効果が出るのが緩やかで時間もかかりますが、漢方薬の場合副作用の心配も少ないですし継続的に使用し続けることで体の状態を緩和し更年期障害の辛い症状を出にくい状態へと導いてくれます。
特に効き目があるとされている漢方薬としては八味地黄丸・柴胡加竜骨牡蛎湯・六味丸といった漢方薬が効果が高く使用することで男性更年期障害特有の症状に効果があります。八味地黄丸は更年期障害の中でも特に体の冷えを解消する効果が高く、冷えで悩んでいる場合に使用することで冷えを取り除くことが出来ます。
柴胡加竜骨牡蛎湯は男性更年期障害でもメタボな体型の場合に特に効果が高く、体が疲れやすい場合や精神的にイライラするといった症状を緩和してくれます。
それと同時に高血圧や動脈硬化などにも効果があるため、更年期を迎えた男性にはおすすめの漢方薬となります。
六味丸は更年期障害のホットフラッシュを改善する効果が高く、ほてりを鎮め正常な状態へと導いてくれます。

サプリメント(トリプトファン・亜鉛・マカ・アルギニン)
男性更年期障害にはトリプトファン・亜鉛・マカ・アルギニンといったサプリメントの服用も効果があります。
トリプトファン・亜鉛・マカ・アルギニンといった成分は、体の血流を改善するとともにテストステロン減少により低下した男性機能の改善にも効果があります。
漢方薬と同様に継続的な使用が必要となりますが、使い続けることで男性機能を回復し男性としての自信を取り戻すこともできるでしょう。
男性機能低下は精神的ストレスの原因にもなるため、サプリメントを利用してそれを改善することも必要だといえるでしょう。

抗うつ剤、抗不安剤など

更年期障害と抗うつ剤・抗不安剤

男性更年期障害の場合、女性更年期障害と比べてうつ病などの精神的な病を発症するケースが多くなります。
これは男性ホルモンが精神的なバランスに関与しているためで、テストステロンが減少することで気持ちの落ち込みが酷くなりそれがうつ病などに発展してしまうことになります。
その場合抗うつ剤などを使用することでその状態を改善できます。

抗うつ剤:パキシル(パロキセチン)・ジェイゾロフト(セルトラリン)
パキシルはパキロセチンを主成分としている抗うつ剤で、パキロセチンには気分を高める効果があるため使用することで落ちこんだ気分を元の状態に戻すことが出来ます。
ジェイゾロフトはセルトラリンが主成分の抗うつ剤で、パキロセチンと同様に気分の落ち込みに効果があります。
うつ病やパニック障害などの精神病に効果があるため、男性更年期障害で発症しやすい精神的な症状を緩和することが出来ます。

抗不安剤:デパス(エチゾラム)
デパスは精神を安定させる効果が高い抗不安剤で、うつ病や自律神経失調症、パニック障害などの症状を緩和し精神を安定させる効果があります。
主成分はエチゾラムで、精神を安定させることで睡眠障害の解消にも効果があります。