更年期障害の薬副作用

更年期障害の薬副作用

更年期障害の症状を緩和するためには、薬や漢方薬の使用が非常に効果的だと言えます。薬を服用することで更年期障害の辛い症状を大幅に和らげることが出来るとともに、日常生活への影響も抑えることが出来るため、元の生活を取り戻すことが出来ます。
しかし薬を使用することにより症状を緩和できるとともに、薬による副作用にも注意が必要となり、副作用がどのように起こるのかを正しく理解しておかないと更年期障害ではなくそれを抑える薬の副作用で辛い思いをすることにもなりかねません。
そうならないためには薬を用いる場合にどのような副作用が起こるのかを理解し、副作用が起きた場合にそれに対処できる状態でいることが重要となります。
更年期障害の薬による副作用は女性更年期障害と男性更年期障害で使用する薬や漢方薬が異なるため現れる症状も違いますので、それぞれの副作用がどのようなものかを理解しておく必要があるでしょう。
それと抗うつ剤や抗不安剤に関しては男女共同じ副作用が起こるためそれも正しく知っておくことがトラブル回避に繋がります。

女性更年期障害の薬の副作用

女性更年期障害の薬副作用

女性更年期障害に用いる薬としては、女性ホルモンのエストロゲンを補充し更年期障害を引き起こさせなくします。
このエストロゲンを補充するための薬は女性ホルモンが主成分となっているため使用することで体内のホルモンバランスが乱れてしまうことも考えられるわけです。
基本的に女性更年期障害の場合エストロゲンが子宮内で分泌されにくくなることで症状が引き起こされるわけですが、個人個人その分泌量の減少具合は異なっているわけです。
そのため同じ量のエストロゲンを補充した場合でもそれが多すぎたり少なすぎたりしてしまいますし、強制的にエストロゲンを体内に補充することで体にも負担がかかってしまうことになります。
起こる可能性がある副作用としてはエストロゲンが増加したことによる影響での不正出血、乳房にハリが生じてしまったり乳房事態に痛みが出る、エストロゲンが増加することで下腹部に痛みを感じることもありますし、体内のホルモンバランスが変化することによる吐き気や倦怠感などが起こる可能性があります。
これらの症状はエストロゲンを補充する際にその量を調整することである程度抑えることが出来ますし、薬を使用する頻度を少なくすることでも副作用をある程度は軽減することが出来ます。
症状が酷い場合には医師に相談して対処してもらうことも必要になりますので、副作用の症状がどれくらいの辛さなのかで対処を考えていくことが薬と上手に付き合うポイントとなります。
それとホルモン補充療法で使用するエストロゲンを長期間使用し続けていた場合には、子宮内膜が増殖して厚くなってしまうことによる子宮がんのリスクも高まります。
そのためエストロゲンの単体使用は3ヶ月程度に抑えることが重要となり、エストロゲンと一緒に黄体ホルモンのプロゲステロンを服用することも必要になります。
増えすぎたエストロゲンは体に悪影響を与えることもあるため、それを理解して正しく使用することが子宮がんのリスクを軽減することに繋がります。
漢方薬に関しては薬に比べると副作用が少ないためそれほど問題となる副作用の症状が現れることは無いと言えます。
しかし使用する漢方薬によってはその影響で体のむくみや血圧が上昇して高血圧になるということもあるため、漢方薬の場合でも使用する際には注意が必要となります。

男性更年期障害の薬の副作用

男性更年期障害薬の副作用

男性更年期障害の緩和に使用する薬は男性ホルモンを補充するためのテストステロンが主成分となっています。
男性の場合テストステロンが減少することで精神的な不安や落ち込み、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まる、男性機能の低下と言った症状が現れることになります。
そのためテストステロンを外部から補充することでそのリスクや症状を軽減することが出来るわけですが、テストステロンを外部から補充することにより本来睾丸で生成される精子の生産量が大幅に低下すると言った副作用や、テストステロンが増加することで肌荒れや吹き出物が急に増えると言った症状などが現れることになります。
精子の減少に関してはテストステロンも睾丸で生成されるわけですが、外部からテストステロンを補充することにより睾丸が委縮してしまうといったリスクが高まり、それにより精子の生成量が大幅に減ってしまう場合も考えられるわけです。
もちろん全ての人に当てはまるわけではありませんが、そういったリスクもあるということを理解した上でホルモン補充療法を選択する必要があります。
それとテストステロンを補充することで体内のホルモンバランスが崩れてしまい、一時的に女性化乳房といった胸が大きくなってくる症状が現れる場合も有ります。
ホルモンバランスが正常に戻ればこの副作用も治まりますのでテストステロンの量を調整して使用することも必要となります。
抗うつ剤や抗不安剤を使用している場合には、その薬の副作用として口が渇いたり喉が渇くといった症状や、不眠や不安に襲われる、興奮して落ち着かないといった症状が現れる場合があります。
他にも胃腸障害や吐き気をもよおす、頭痛や食欲不振、体重の増加や性欲減退といった症状も現れやすくなります。
それと同時に抗うつ剤や抗不安剤、睡眠導入剤などは使用を続けることでその薬に依存してしまい薬が無いと眠れない、精神的に落ち着かないといった状態にもなりやすく、使いすぎてしまうと更年期障害以外の問題が生じてしまう恐れもあります。
どの薬を使用する場合でも医師の指示に従いそれを順守して使用することと、使用することで副作用の症状が現れた場合には、それをそのままにしておかず医師に相談して対処することも必要不可欠となります。
薬は用法と用量を守り正しく使用して初めて最大限の効果を得られるわけですので、自分の独断で使用する量などを増やしたりしないようにすることも重要となります。
副作用は大なり小なり起こる可能性があるため、薬を使用することでどういった症状が現れるのかを知り慌てずに対処できるようになっておきましょう。