更年期障害の症状

更年期障害の症状

更年期になると障害により体調を崩す人も増えますが、この更年期障害の症状に苦しみ日常生活がままならなくなる人も少なくありません。
これは年齢と比例して大なり小なり更年期障害の症状が現れるのは防ぎようがないといえます。
個人個人症状の状態も違いますし、ホルモンの乱れが大きければ大きいほど症状が重くなるということもあります。
更年期障害を解消するためには自分の体の状態を正しく把握しておくことと、どういった症状が更年期障害として現れるのかも知っておく必要があります。
自分では認識していない場合でもそれが更年期障害あるケースも少なくありませんし、知らないまま放置しておくと症状が改善しないまま辛い状態が続くことにもなりかねません。

更年期症状(1)

ホットフラッシュ

更年期の症状としては更年期初期~中期~後期で現れる症状が異なります。
これは期間が長いと言う事と、その間に体内でのホルモンバランスなども刻々と変化していくため症状が異なります。
更年期の初期に現れる症状はホルモンバランスが最も大きく変化する時期に当たるため、更年期障害として典型的ともいえる症状が多数現れることになります。
更年期初期の症状の代表的なものが「ほてり・多汗(ホット フラッシュ)」となります。
これは更年期障害の中でも非常に分かりやすく自覚症状も出やすいものであり、いわゆるのぼせてしまった状態や体が熱くほてってしまう症状が現れますし体がほてることによる発汗といった症状も起こります。
この症状は外気温が高くないのに体は暑さを感じてしまい体がほてってしまうため、夏場のような暑い時期でない冬場でも体がほてり汗をかくと言う状態になります。
しかも活動中だけでなく寝ている間もほてりの症状が出ることもあるため、非常に厄介な症状だと言えるでしょう。
逆に手足が冷たくなるという症状も更年期障害として現れることも多く、この場合はほてりとは全く逆の異常な寒さを常に感じると言う状態になります。
これは体内の女性ホルモンであるエストロゲンが減少することが原因となっており、その時に自律神経にも影響がおよび体の調整機能が正常に働かなくなることで暑さや寒さを感じることになります。
次に起こり易い症状としては女性ホルモンの減少による月経異常です。
通常は女性ホルモンが正常に分泌されることにより体の状態を正常に保ち生理に関しても正しい周期で繰り返されることになります。
しかしエストロゲンが減ることで月経の周期にも影響が現れることになり、それが月経異常という形で症状が現れ始めます。
月経異常としては周期が通常よりも短くなる場合や長くなる場合があり、普通の状態とはかけ離れた月経となります。
それと同時に不正出血も起こり易くなる傾向が見受けられますので、不規則に出血と言った異常も出てきます。

更年期症状(2)

イライラや不安は更年期障害の症状

更年期の症状としては体だけでなく精神的な面にも症状が出てくることになります。
更年期の初期~中期に関してはこの精神面への影響も顕著に表れることになり、精神面での安定性の欠如、それによるイラつき、集中力が続かない、物忘れが酷くなるといった症状が現れます。
特にイライラが続く症状と不安や孤独を感じると言った状態は初期の更年期に多い典型的な症状ですので、最近イライラすることが増えた場合や不安を感じて気持ちが安定しないという場合には更年期障害を発症している可能性も否定できません。
精神的に不安定な状態は日常生活にも多大な影響を与えることになりますし、その症状が酷い場合には周りの人からしてみればまるで人が変わったように感じるということもあります。
更年期障害が影響して友人関係などにもひびが入ると言ったこともありますし、家族関係がぎくしゃくするということも否定できませんので、更年期障害を軽く考えずしっかりと向き合うことも必要となります。

更年期症状(3)

関節痛は更年期障害の症状

更年期が中期~後期に差し掛かると筋力の衰えや皮膚の衰え、膀胱の異常などが表面化してきます。
これは初期~中期に現れていた症状とは異なり、体の衰えがはっきりと表れ始めたことを示しています。
筋肉の衰えにより関節が痛い、腰が痛い、体のあちこちが痛いという症状もはっきりと現れますし、皮膚の衰えによりシワが増えたり肌が弛んでくるといった状態にもなります。膀胱機能の衰えにより尿が漏れる場合や頻尿と言った症状も出始め、それが酷くなると更年期障害として日常生活も困難な状態になります。
他にも抜け毛が増えたりすることもありますし、若い頃より太りやすくなる、逆に痩せてしまうという見た目の変化も現れます。
更年期になるとこういった更年期特有の症状が現れることになりますし、それをストップさせるということはまず不可能だと言えます。
そのため如何に自分の年齢と向き合い更年期を健やかに過ごすことが出来るかを考え、それに向けての対処をすることが重要となってきます。

更年期症状とうつ病との関係

更年期障害とうつ病の関係性

うつ病と更年期症状には深いかかわりがあり、更年期を迎えた年代の人のうつ病発症率は極めて高いと言わざる負えません。
これは更年期の症状として精神的な障害が起こることが関係しているためで、自律神経が正常に働かなくなることで精神的に不安定な状態が継続的に続くのが原因です。
自律神経が正常に働いていれば喜怒哀楽といった感情をコントロールできますが、自律神経が乱れている場合には感情のコントロールが難しくなり、気分の落ち込みが長く続いたり常に不安を覚えるといった状態になりやすいと言えます。
この状態が続くことでうつ病へと症状が進行してしまう場合も多く、更年期差し掛かったことで体だけでなく心も病んでしまうことが増えてしまう場合も少なくありません。
更年期の間は体の状態が整わない状態になりますし、ストレスも溜めやすくなるためどうしてもそれによる精神的な負担も増加することになります。
そのためうつ病を患い更年期障害とともにうつ病の治療もおこなわなければいけなくなる人も増えてしまうことになるわけです。
更年期に差し掛かった場合には体の不調だけでなく心の状態にも注意することが必要であり、そうすることで更年期のうつ病を防止することが出来るでしょう。