不眠症を引き起こす主な原因

不眠症の原因

不眠症になってしまうとしっかりと眠ることが出来なくなるため様々な弊害が日常生活で起こることになります。
そのため何が不眠症の原因となっているのかを突き止めそれを取り除いていくことが不眠症を解消していくためには必要不可欠となります。
不眠症を引き起こしてしまう原因となるのは日々の生活の中に隠れていると考えたほうが良いと言えますし、自分が何気なくとっている行動や毎日の生活の中で積み重ねているものが不眠症の原因となっていることも少なくないと考えたほうが良いでしょう。

ストレス性の不眠症

ストレス性の不眠症

不眠症を引き起こす原因の中でも最も多いと言われているのが、ストレスによる不眠症の発症です。毎日の生活の中でストレスを感じることは非常に多く、ストレスを感じずに生活していくほうが難しい状況であるという人も少なくないのではないでしょか。
この日々のストレスと言うものは少しずつ蓄積されていきますし、溜まりすぎたストレスが体に与える影響は計り知れないものとなります。
仕事や日常生活などでストレスを感じた場合、それを上手く解消できていれば問題はありませんが、ストレスを解消できず溜め込んでしまう性格や、ストレスに対しての耐性が弱い人の場合、仕事や生活などで受けたストレスにより体の緊張状態が治まらなくなってしまう場合もあります。
この緊張が睡眠を邪魔してしまい不眠症を引き起こすことになるので、ストレスを溜めている場合には不眠症の症状を発症しやすくなっていると言えます。
ストレスの場合短期的なストレスと長期的なストレスがあり、どちらの場合も不眠症の引き金になる可能性が極めて高くなります。
短期的なストレスの場合昼間に緊張しすぎたり、そういった時間が続いた場合、一時的に体の交感神経が刺激されてしまうことにより夜になってもなかなか興奮が収まらないという状態になります。
そうすると眠りたいけど眠れないといった状態が続き、不眠症の症状になることがあります。
長期的なストレスというのは何かしらの心配事などが長期に渡り続くことでストレスを受け続けることになり、その原因が元で睡眠障害を引き起こすことになります。
近年増えている災害などに遭った人にも長期のストレスで眠れなくなった人が非常に多かったですので、ストレスを受け続けていることは不眠症に直結していると考えて良いでしょう。

体の病気からの不眠症

体の病気からの不眠症

不眠症の原因となるものにはからだの病気が関係している場合も少なくありません。
例えば痛みを伴う病気を抱えている場合や花粉症などの鼻炎などで辛い思いをしている場合、喘息などの持病を抱えている場合にもそれが原因でなかなか眠れない、眠った場合でも途中で目が覚めてしまうといった中途覚醒の症状に悩まされる人が多いと言えます。
頻尿の病気を抱えている人も睡眠中に何度も目が覚めてしまうことが多いため不眠症になることが多い病だと言えます。
このからだの病気はその症状が続く限り不眠症を解消することが難しいと言えますし、鼻炎の場合は鼻づまりなどによる息苦しさ、喘息などの場合は咳をすることによる辛さ、リウマチなどの場合は体の痛みによる問題が睡眠を妨げてしまうことになるため、根本的な解決方法としてまずからだの病気を改善する、もしくは緩和することが重要なポイントとなります。

心の病気からの不眠症

うつ病と不眠症

こころに問題を抱えている人も不眠症の症状を発症しやすくなります。
こころの病気と言うのはうつ病や不安障害、双極性障害や統合失調症といった精神病となりますので、こういった精神的な病を抱えている場合には不眠症になる下地が整っていると考えなければいけません。
こころの病気を抱えている場合、常に精神的に追い詰められた状態になっていますから継続的にストレスを受け続けていることになります。
ストレスは体の交感神経や自律神経を乱すことになり、睡眠に関しても障害が発生することになります。
そのためうつ病など心の病気を抱えている人には不眠症の人が多く、不眠症を解消するためにはまずこころの病気の改善から行う必要があるといえるでしょう。
心の病気を解消すればそれに伴い不眠症も自然と治ることが多いですから、夜眠れないという状態が続く場合には、自分がこころの病気であるのではないかと疑うことも必要となります。

薬や刺激物からの不眠症

薬や刺激物からの不眠症

不眠症の原因となるものには薬や刺激物などが関係している場合も少なくありません。
薬に関しては癌を抑制する抗がん剤や自律神経・中枢神経に働く薬などが不眠症を引き起こすことがありますし、それ以外にもステロイドを含む薬も不眠症の原因となる場合があります。
これらの薬は病気を改善するためには効果がありますが、その効き目の強さゆえに不眠の副作用があることも分かっていますので、薬を服用していることで不眠症になってしまうことも考えられます。
刺激物ではアルコールやニコチン、カフェインといった成分が挙げられますので、晩酌が好きだという人、毎日のコーヒーが欠かせないという人、喫煙習慣がある人も眠れなくなることがあります。
アルコールの場合はそれを分解する際に体の交感神経を刺激してしまい睡眠を阻害することがありますし、タバコの場合はニコチンが交感神経を刺激してしまいます。カフェインも大量に摂取すると交感神経を活発にしてしまうので、眠りたいのに眠れない状態を自ら作り出してしまうことになります。

生活リズムの乱れからの不眠症

生活リズムの乱れからの不眠症

毎日の生活のリズムが乱れている場合もそれが原因で不眠症になることが考えられます。人間の体には体内時計という機能がありますので、それを基本として1日のリズムを作り出していることになります。
しかし生活のリズムが大きく乱れてしまい、夜更かしなどを繰り返したり部屋の中に篭っているような生活をしている場合には、睡眠の際にそれを促す働きを持つ「メラトニン」という脳内ホルモンの分泌量が大幅に減ることになります。
メラトニンが減ってしまえばなかなか寝付けないといった状況が生まれてきますので、それが続くことで不眠症になってしまうわけです。
この場合生活リズムを整えることで不眠症を解消することが出来ますので、自分の生活が乱れていないかどうかを再確認することが重要です。
リズムが乱れている場合は意識して生活を元に戻すよう努力しましょう。

環境からの不眠症

不眠症にならない環境作り

生活している環境に問題があり不眠症を発症することもあります。
例えば騒音が酷い場所に住んでいる場合や常に明かりが煌々と点いているような環境、体感的に不快感を感じるような環境で生活している場合にも、それが不眠症の要因となっていることが考えられます。
環境による体や心への影響はそのままストレスになることが多く、睡眠環境が劣悪であればあるほど良い睡眠が取れない状態が続くことになります。
睡眠できる環境に問題がある場合はそれを解消することで不眠症からの脱却が可能になりますし、もし住んでいる場所に問題があるのであれば引越しなども視野に入れて環境を変えることも必要となります。