ジェネリックとは?

ジェネリック医療品とは?

医療機関を受診した場合に医師から処方される薬は、病気を改善したり緩和するためには必要不可欠である重要なものと言えます。
しかし多くの人が思っている悩みとして、薬の代金が高いので負担が大きくなってしまい困ると言う事ではないでしょうか。
特に年齢を重ねて高齢になればなるほど医療機関を利用する頻度も高くなりますし、その都度薬を処方されて負担を強いられることになります。
この薬代という負担は年間を通すと決してバカにならない金額になりますので、その負担を軽減できないかと考えている人も少なくないでしょう。
今までは医師の処方する薬はその薬を作ったひとつの製薬会社のみしか選択肢がありませんでした。
これは新薬を製造した場合には特許期間が設けられており、その期間中は他の製薬会社が同じような薬を製造することが出来ないためです。
そのため価格も製薬会社の決めた金額で処方してもらうしか方法がなくそれが医療費が高額になる原因となっていました。
しかし近年では複数の製薬会社の薬を選択できるようになってきています。これはジェネリックと呼ばれる薬が登場してきたからで、ジェネリック医療品の登場により利用者側も利便性も大きく向上したことになります。

ジェネリック医療品ってどんな薬なの?

ジェネリック医薬品の基礎知識

ジェネリック医療品というものがどういった製品なのかと言えば、特許の切れた薬に限りますが今まで使用されていた薬と同じ成分を使用して作られた別の会社の医療品となっています。
これは新薬の特許が切れたことで初めて製造が可能になったものであり、全ての薬でジェネリック医療品が出回っているわけではありません。
しかし1社が独占していた薬を他の製薬会社が同じ成分で製造することにより、価格面で大きな違いを生み出すことが可能になります。
ジェネリックの場合、一般的に後発医療品(医薬品)と呼ばれるようにすでに長期間使用してきた成分を使用することが可能なので安全性が確保されており、新薬を製造するのとは異なり安価に製造することが可能になっています。
これは後発であるジェネリックならではのメリットであり、自社で成分の実験などを行う必要もないため価格を安くすることが可能になっていると言えます。
新薬の場合はどうしてもその安全性を確立するために数百億ものコストと、数十年という開発の時間もかかります。
もちろん薬を製造するのにも莫大な費用がかかり、それが処方薬の価格にもダイレクトに反映されてしまいます。
しかしジェネリックであれば安全性だけでなく長い間使用され続けてきたという信頼もある成分となるので、後発で製造する製薬会社としては余計な費用をかけることなく製造だけを行うことが出来るわけです。
このことにより利用者側は同じ効き目で価格の安いジェネリックを選択肢に入れることが出来るようになるため、医療費負担を大幅に軽減することも可能となるわけです。
基本的にジェネリック医療品を使用した場合でも今までの薬と同じ効果を得ることが出来ますので特に使用面での問題はありません。
中には本来使用していた薬よりも使いやすいものも数多く出てきていますので、ジェネリックのほうがいいと感じる人も増えています。

ジェネリックは新薬と同一成分・同一効果は本当か?

ジェネリックは新薬と同一成分

ジェネリック医療品を使用する上で最も気になるのが、価格は安いが本当に同一成分で製造されており今までの薬と同じ同一効果を得られるのかという事ではないでしょうか。
いくら価格が安くても同じ効き目が得られないのであれば安物買いの銭失いになりかねませんし、効果が得られなければジェネリック品に切り替えるメリットもないと言えます。

ジェネリックは国が認めた安心な治療薬

ジェネリックの安全性

新薬の場合は製薬会社が国に対して製造の申請を行いそれが認可された上で製造をしていますので、医師の指示により処方されたものは自分の症状に対し高い効果を発揮してくれることになります。
ではジェネリックの場合はどうなのかと言えば、ジェネリックを製造する場合には特許が切れていたからといって他の製薬会社が勝手に製造して販売することは許されていないため、どのジェネリック品の場合も必ず国の認可を得たうえで製造・販売を行う必要があります。
この認可には厳しい審査が行われることになっており、その段階で新薬と同じ成分・効果が認められなければ認可されることはありません。
要するに価格だけ安価にした模造品では国の認可を得られない仕組みになっているわけです。
これはジェネリック品と言えども医療機関で使用する薬であり、効果が得られないものは認可することが出来ないためで、成分に関しても新薬と同じものを使用していなければ問題ありと判定されてしまいますので、認可までこぎつけることが出来ないと言えます。
そのため現在医療機関で処方されているジェネリック品はどれも国の認可を得たうえで出回っている安全・安心の薬となっていますので、その成分も効果も有効性の試験においては新薬と同等であることは間違いありません。

ジェネリックは新薬と効果は同じでも服用方法はより高度!

ジェネリックの性能はより高度

ジェネリックの場合さらに効果を高めるために新薬よりも成分を増やして製造するといったことも可能となっていますし、新薬では飲みにくかった成分も飲みやすい形状などに変更して製造することも可能となっており、効き目はそのままで今までよりも飲みやすい薬なども登場しています。しかしここで問題となるのは成分を包み込んでいるカプセルやコーティングにも特許があるので、その特許が切れていない場合は新薬と全く同じものは作れないと言う事です。
飲みやすいように加工してあることなど細部を変えてあることは利用者にしてみればプラスに働くこともありますが、そのことにより中身の成分が新薬よりも体に吸収されにくいということも少なからず起きる可能性があるので、基本的には同じ成分を使用して容量なども同等ですが、実際に使用した際の効目に関しては多少違いがあると言うことも起こることが考えられます。
そのため100%新薬と全く同じジェネリック品というものは存在しておらず、限りなく新薬に近い効果があると考える方が良いでしょう。
もちろん効き目に関しては認可されているためその点に関しては申し分ありませんし、価格も安いのでそれを加味して考えればジェネリック品はかなり品質の高いものだと言うことは変わりないでしょう。