むくみとは?

むくみとは?

人は生活をしていく上で体が様々な状態になることがあり、その状態によっては生活に支障が出るなど悪影響を及ぼす場合もあります。
むくみと呼ばれる症状は誰もがなりやすい症状であり、むくんだ状態になると脚や腕だけでなく体全体が腫れたような見た目になり歩き難い、関節を曲げ難いといった状態にもなってしまいます。
では何故むくみという症状が起きてしまうのか、むくみとは一体どのような状態を指すのかを正しく知っている人はどれくらいいるのでしょうか。
むくみを放置すると生活に支障が出るばかりではなく病気のサインを見逃している場合もあるので、むくみについて正しい知識を得るということがとても重要になってきます。

細胞と細胞の間の水分が異常に増加する

むくみは水分が異常増加する

むくみの原因となるのは人間の体の維持には欠かせない水分となります。
水分は人間の体の実に60%の割合を占めている重要な意味を持つもので、血液の流れや細胞の潤いやハリなどを維持してくれているのもこの水分となります。
生きていくうえで水分が無ければ人は生命を維持することが出来ないというほど重要な意味をもつ水分なのですが、体を維持するだけではなくときにむくみという症状を引き起こしてしまう原因にもなります。
通常、人は体が正常な状態であればむくみといった状態を引き起こすことも無く、見た目にも全く問題はありませんし細胞も正常な状態を維持してくれます。
しかしある原因が体内で発生した場合本来スムーズに流れているはずの血液の循環に問題が起こることになりそれがもとでむくみという状態を引き起こしてしまうことになります。
ある原因というのは血液の流れやリンパの流れが滞った場合で、本来流れるべきリンパ液や血液が滞ることにより水分がなかなか循環しなくなってしまうわけです。
そうなるとその水分は細胞と細胞の間に染み出し溜まっていくことになり、必要以上の水分の異常増加により細胞と細胞の間が水分により大きく膨らんでいることになります。
パンを水に浸けるとふやけるのと同じで、適切な水分量であれば見た目にも良い状態を維持できていますが、増えすぎた水分は細胞と細胞の間を無理やり広げることになるため、肌がパンパンの状態になりむくみと呼ばれる状態を引き起こすことになります。
むくみが一旦引き起こされてしまうと水分がその場所からなくなるまでむくんだ状態が続くことになりますし、細胞と細胞の間に水分が増えすぎてしまうことにより動きづらいという状況やむくみにより痛みを感じる、倦怠感に襲われるということも考えられます。
むくみが起きた場所によっては非常に辛い状態にもなるので、細胞と細胞の間に水分が増えすぎるのはとても危険だと考えたほうが良いでしょう。

むくみのメカニズム

むくみのメカニズム

むくみの原因は細胞と細胞の間に増えすぎた水分ですが、何故このようなことが起きるのでしょうか。
これはむくみのメカニズムを知ることでその原因も起こるわけも分かります。
本来体の中では血液やリンパ液が流れておりそれにより老廃物の排出や栄養を体の隅々にまで送ることができています。
その際には細胞を維持するための水分も一緒に送られており、血管を通じて循環をしていることになります。
この時には血管に戻る水分と血管から出てくる水分量を体が上手く調整しており、その調整により肌の状態や体の状態が正常に維持されていることになります。
しかしこの水分の循環の調整がもし狂ってしまった場合どのようなことが起こるのかといえば、出る水分が少なく戻る水分が多ければ細胞が乾燥してしまうことになりますし、逆に出る水分が多く戻る水分が少ない状態になると細胞と細胞の間の水分は通常よりも多くなってしまうためむくみという状態になってしまうわけです。
この細胞と細胞の間にある水分は間質液と呼ばれるもので、本来は体の状態を正常に維持するために必要不可欠なものとなっています。
間質液があるからこそ老廃物などの排出も可能ですし、体を正しい形に維持することが出来ていると考えて良いでしょう。
しかしどれだけ必要なものでもそれが増えすぎてしまえば不要の長物になってしまいますし、増えすぎた間質液は体に対して悪影響を及ぼしてしまうことにもなります。
このむくみのメカニズムは生活習慣にも大きく関わっており、むくみがおきやすい生活習慣を繰り返していればむくみが定着してしまうこともありますし、体質によってはむくみを引き起こしやすい体質の人もいます。
そのためむくみが何故引き起こされるのかのメカニズムを正しく知り、むくみが起き難い生活習慣を心がけることも重要となります。
頻繁にむくみが引き起こされる状態は日常生活に支障をきたすだけでなくまともな生活を送ることが出来なくなる場合もありますし、むくみが続くことは体内の老廃物など不必要なものを体外へ排出できていないことを意味しています。
そのため老廃物が排出できないことによる弊害というのも考えなければなりませんし、むくみが続くことによる体の不調にも注意をしなければいけないと言えます。
特に体の中では重力の影響を受けやすい下半身でのむくみがおきやすくなりますし、心臓から遠いため血液やリンパの流れも滞りやすくなるという特徴があります。
そうなると本来返っていくべき水分である間質液が無駄に下半身に残ってしまうことになるため、脚のむくみという状態がおきやすくなるわけです。
これを解消するためにもむくみのメカニズムを正しく理解し、解消するために何をすればいいのかも知ることが必要となります。
むくみは解消することができる症状ですし、日頃の生活に注意しておけば未然に防ぐこともできるものです。
そのため誰もがむくみになる可能性がある反面、誰でもむくみを解消することができると言えますので、むくみに悩んでいるのであれば自分の体の中で何が起こっているのか、それを引き起こしているのは何なのかを理解し、むくみのメカニズムに合わせて解消していくことが重要となります。
正しい対処をすればむくみから解放され正常な状態を取り戻すことが出来ますし、無駄に水分を溜め込むこともなくなるでしょう。