うつ病のサイン・症状

そのサイン、うつ病かも!

うつ病を発症している場合、それは見た目にも体の状態にも何かしらのサインとして現れることになります。
うつ病であるかどうかを確認し適切な治療を行うためには、そのサインを見逃さないことがとても重要なポイントとなります。
サインを見逃せばそれだけ症状が進んでしまい、うつ病が重篤化する恐れも出てきますし、サインが出ていることに自分自身や周りが気づかなければ、うつ病をみすみす放置してしまう事にもなりかねません。
日本の場合肉体的な異常や病気に関しては素早く対処できるのですが、内面的・精神的な病であるうつ病に関してはその対応が遅れていると言っても過言ではなく、会社などもうつ病を発症した際の重大さ、うつ病の怖さをイマイチ正しく理解できていないケースが見て取れます。
これは日本の社会にも問題があると言えますし、うつ病のサインがどんなものか、どれくらいそのサインが続いているとまずいのかを正しく知っておくことでうつ病を未然に防ぐことにも繋がります。

それは、どのくらい続いていますか?

うつ病の発症期間

うつ病を発症する場合には必ず何かしらのサインを体や心が発することになり、それがどれくらい続いているのかがとても重要なことになります。
基本的にうつ病の場合、気分が沈みがちになりそれが長く続いてしまう場合にうつ病であると診断されることになります。
もちろんこれ以外にも様々な症状がうつ病の場合は目に見えて現れることになりますが、重要になるのはその症状がどれくらい続いているかということがうつ病なのかそれともたんなる体調不良やうつ状態なのかを見分ける基準となります。
うつ状態と呼ばれる症状は、いわゆる気分の落ち込みによる抑うつ状態のことであり、これが数日程度で改善するのか、それとも2週間以上の長期にわたり続いたままなのかでうつ病なのかただのうつ状態なのかを判断することが出来ます。
うつ状態の場合一時的な気分の落ち込みが数日程度つづくだけで、その後はいつも通りの状態に戻りますが、その落ち込みが2週間以上続き気分がいつまで経っても良くならない場合は、ほぼうつ病を発症していると考えてよいでしょう。
気分の落ち込み以外にもなかなか眠れない、疲れが取れない、やる気がおきないといった状態が2週間以上継続して続く場合も、ただのうつ状態ではなくうつ病になっている可能性を疑った方が良いでしょう。

周りからみてわかるサイン

うつ病発見ポイント

うつ病を発症している場合、周りからみてもわかるサインと言うものがあります。
うつ病になっている人は明らかに今までとは異なる表情や行動、言動をすることが多くなりますし、見た目にも異常をきたしていると言った表情になっている場合がほとんどです。
この周りからみて分かるサインを見逃さないようにすることが、うつ病を早期の段階で発見し改善するためには必要不可欠となります。
うつ病と言うのは自分ではなかなか気づきにくく、いつの間にか症状が重篤なものになっていることが多いため、周りがいち早く察知できるかどうかがうつ病発見のポイントとなります。
うつ病を発症している場合、まず行動に大きな違いが出てくることになります。
今までは明るくハツラツとしていた人が、常に疲れており何事もやる気を見せない状態になっていた場合には、うつ病の可能性を考えた方が良いと言えます。
身だしなみに気を使っていた人が、髪はぼさぼさで見た目に全く気を使わなくなると言った変化があった場合も、うつ病になっていることが考えられます。
会話に関しても小声でぼそぼそ話すとか、話すスピードが前に比べてスローになった、話しかけてもボーっとしていて返答が無いという状態であれば、何かしら精神面に問題を抱えておりうつ病になりかけている・もしくはうつ病になり症状が進行している可能性があります。
ネガティブな発言が増えてきた場合にもうつ状態がそうさせている可能性が高く、その状態が長期にわたり見て取れるのであればうつ病だと判断しても良いでしょう。
うつ病の場合気分の落ち込みだけでなくいきなりハイテンションになると言ったような精神的に不安定なケースもあるので、周りから見ていつもと違う状態が続く場合には注意が必要でしょう。

体に出るサイン

体に出るうつ病の症状

うつ病になると周りからみて分かるような変化だけでなく、うつ病を発症している本人の体にもサインが現れることになります。
うつ病になっているサインとして最も分かりやすいのが頭痛や肩こり、腰痛や不眠といった状態になり体の不調が長く継続的に続いているというケースです。
うつ病になると自律神経にも影響が及ぶことになり、そのせいで血流の流れなどにも悪影響が出てきます。
すると肩こりや腰痛といった痛みとして表面化することになり、それが長く続くと単なる肩こりなどではなくうつ病が原因による不調だと言うことになります。
不眠に関してもうつ病の特徴的なサインであり、うつ病によりセロトニンの分泌が不足することで引き起こされる症状となります。
セロトニンは体を正常に保つために必要不可欠な三大神経伝達物質と呼ばれるほど重要な物であり、セロトニンが正しく分泌されている場合は精神的な安定やリラックス、体内時計のリセットと言った生活を問題なく行うために必要な環境を整えることが出来ます。
しかしうつ病によりセロトニンが不足すると精神的な安定が崩れることになり、体内時計のリセットも不十分になるため睡眠が上手く取れないといった不眠の状態になりやすくなります。
睡眠が不十分だと体の疲れも取れませんし、心の安息も出来ないので精神的にも肉体的にも不安定な状態が続くことになり、それが体の不調を招くことになります。
もちろん疲労感が抜けないといった状態が続くことにより強い倦怠感も感じるようになりますし、味覚にも影響を与えることになり食事が美味しくない、そのため食欲不振に陥ると言った症状も出てきます。
さらに胃腸にも影響が出やすくなり、下痢になる・胃痛が頻繁に起きるといった症状も出てくることになります。
基本的にこういった症状が数日で改善せず2週間程度継続的に続く場合には、単なる不調ではなくうつ病の可能性を考えて専門医に相談するほうが良いでしょう。
放置しておくとさらに症状が悪化する恐れもあります。