あがり症のメカニズム

むくみ予防と対策方法

あがり症という症状は非常に多くの人が悩んでいる症状だといっても過言ではないでしょう。
特に人の前に出るのが苦手な人はあがり症の症状を発症しやすいわけですし、それによる日常生活での不利益や仕事上でのマイナスに繋がるということも考えられるわけです。
なぜあがり症という症状が発症するのかといえば、体の中で起きている変化が表面的に現れることであがり症となって現れてしまうわけです。
このあがり症のメカニズムを正しく知ることにより、どうすれば対処が可能なのかも知ることが出来ますし、そのメカニズムがおきないように予防をすることも可能になります。あがり症で悩んでいる場合や生活に問題が生じている場合には、まずメカニズムを理解することから始めることがあがり症克服のポイントとなります。

あがり症と脳の関係

上がり症と脳の関係

人の行動は根本的に全て脳から発せられる電気信号で行われていますし、状況に応じて脳から様々な物質が分泌され、その状況に合わせた行動を取りやすくしてくれます。
例えば楽しい、嬉しい、幸せといった状況であれば、脳内ではセロトニンと呼ばれる物質が分泌されることになり、それによって幸せや喜びといった感情をさらに高めてくれることになります。
これは非常に重要な事であり、セロトニンの分泌によりより大きな喜びなどを感じることができるわけですから、セロトニンの分泌がもたらしてくれる効果は日常の生活を充実させてくれるために必要不可欠なものといえます。
興奮を感じている場合にはアドレナリンが分泌され、その興奮をさらに高める働きをしてくれます。
その働きによりスポーツなどをする場合にはさらに体を頑張らせるといった働きが得られることになります。
逆に恐怖や不安といったものを感じた場合には、脳内でノルアドレナリンと呼ばれる物質が分泌されることになり、交感神経を刺激することでその恐怖や不安に対して体が反応できるように準備をすることになります。
ノルアドレナリンが分泌されるということは決しておかしなことではなく、むしろ生き物としての本質的な反応でありノルアドレナリンが分泌されなければ危険を察知しそれを避けるということも出来なくなってしまいます。
そのため脳から分泌されるノルアドレナリンは生きていくうえでは欠かせない物質であると考えられます。

あがり症のメカニズムとは?

あがり症のメカニズムとは?

ではそのノルアドレナリンがどのように影響してあがり症と言う症状が発症するのでしょうか。
あがり症の場合顔の赤面や汗をかく、体が硬直してこわばってしまう、声がでない。
震える、手足が震える、動悸が止まらなくなるといった症状が顕著に現れます。
これは緊張することにより脳内でノルアドレナリンを分泌する信号が出ることになり、分泌されたノルアドレナリンが交感神経に作用して自己防衛本能が働くことになります。
その自己防衛本能が手足の震えや汗をかくといった状態を引き起こすことになります。
何故こういった状態になるのかといえば、ノルアドレナリンが分泌されることにより体の中では血管の拡張や血流の変化、心拍数の上昇や体温の変化が現れます。
この血管の拡張や心拍数の変化が動悸や汗、顔の赤面という状態を作り出すことになります。
ただこのノルアドレナリンの分泌は人によってその量も異なりますし、同じ状況に置かれた場合でもそれを恐怖と感じていなければ分泌されることはありません。
不安を感じるというケースにおいても必要以上に不安を感じていなければノルアドレナリンの分泌量は少なくなり、体に及ぼす影響も低下することになります。

あがり症とストレス、過去の記憶との関係

あがり症とストレスの関係

あがり症の症状が現れやすい人は、ストレスを抱えている場合やストレス耐性が低い人のほうが多いといえます。
何故ならストレスと言うのは受けることや溜め込むことで交感神経に影響を及ぼし、体の緊張状態を作り出してしまうためです。
ストレスを請けた場合にもあがり症の症状を引き起こすノルアドレナリンが分泌されますので、通常の人よりもさらにあがり症の症状が出やすい下地が整っていることになります。

もしストレスを溜めている状態で極度の緊張や不安に襲われた場合、過剰にノルアドレナリンが分泌されることにもなりますので、あがり症の症状もさらに酷い状態になることが考えられます。
ある程度のノルアドレナリンの分泌であれば自分で行動をコントロールすることも可能ですが、過剰に分泌されすぎてしまうとコントロールがきかなくなり、自分ではどうしようもない状態に陥ってしまいます。
そのためストレスによるノルアドレナリンの分泌というメカニズムがあがり症のメカニズムに関係することは間違いありませんし、それによってさらにあがり症が酷くなる恐れもあるわけです。
それと過去に嫌な思い出や経験がある人の場合も、その記憶が邪魔をして不安を煽ってしまうということがあります。
また同じ失敗をしたらどうしようといった精神的な不安がノルアドレナリンの分泌量を増やすことになり、それが影響してあがり症の症状を酷くしてしまうことがあります。
人は学習することで毎日の生活で失敗をしないようにすることが出来ますが、その学習がマイナスに働くこともあります。
それが過去の失敗からの予期不安という状態で、失敗を予期してしまうことであがり症を引き起こしやすくしてしまうことになります。
あがり症の場合無意識の内にドキドキしてしまったりそれによる体の変化が起きてしまうため、過去の記憶が意識していないのに不安を助長してしまうことになります。
失敗をしたことが無い人はあがり症の症状を発症することが少ないのも、過去の記憶が影響していないためだと考えられます。
このようにあがり症のメカニズムは様々なものが影響することになりますが、基本的にはノルアドレナリンの分泌が深く関わっていると言えます。
この量が増えれば増えるほど深刻なあがり症といえますし、放置しておけばさらに症状が悪化することも考えられるので、メカニズムを正しく理解し自分がそれに当てはまるかどうかを確認する必要があるでしょう。