バストの垂れ

バストの垂れは年齢を重ねるごとに大きくなるバストの悩みです。
垂れたバスト、いわゆる「垂れ乳」は、老けた印象をもたらしてしまいます。

バストが垂れる原因にはどのようなものがあるのでしょうか。
また、バストの下垂を阻止・改善する方法についても見てみましょう。

バストの本来の位置

バストには、正しい位置というものがあります。

バストの黄金比率:あなたの胸に正三角形はある?

ブラジャーを着けずに鏡の前に立った時、鎖骨の真ん中にあるくぼみと、左右のバストトップを結んだ三角形をイメージしてください。
各1辺ずつをメジャーで図るとわかりやすいでしょう。

バストが本来正しい位置にある場合は、正三角形になるのですが、三角形が縦長になっている場合はバストの位置が下がっていることになります。

バストの黄金比率

横からみたバストの黄金比率

ご自分のバストの三角形がどうなっているかわかりにくいという方は、鏡の前に横向き立ちます。

バストトップが肩からひじの長さのちょうど真ん中に来ている場合は、バストが正しい位置にある証拠です。

横からみたバスト

バストが下垂するステップ

バストの下垂は女性なら誰にでも起こる加齢現象のひとつです。

ステップ①:デコルテが痩せる

バストの垂れで最初に見られる現象として、上胸(デコルテ)のボリュームの減少があげられます。

デコルテはバスト周りでも人目にさらされやすく、年齢を感じやすい箇所です。
年齢を重ねるとともに、デコルテが痩せて貧相なイメージを与えることがあります。

さらにデコルテが貧相な状態だと、バストのふくらみが下がって見えるので、バストが垂れていると思われてしまいます。

ステップ②:胸下部のたわみ

バストがたわむということは、バストの下部分が下垂して、バストトップ(乳頭)が下向きになってしまうということです。

胸下部のたわみは、デコルテのボリュームが落ちた後に起こる現象で、30代に起こりやすいと言われています。

ステップ③:バストが外に流れ、全体の位置が下がる

50代になると、47%もの女性のバストが外に流れてしまい、バスト自体の位置が下がってしまうようです。

バストが垂れる原因と対処法

バストが垂れる原因と対処法

バストが垂れるのは、4つの原因のいずれかに該当している可能性があります。

・クーパー靭帯が伸びる
・お肌のハリが不足する
・ホルモンバランスが崩れる
・生活習慣の悪化

クーパー靭帯が伸びる

クーパー靭帯(じんたい)とは、乳房の乳腺を皮膚や筋肉につなぎとめる、コラーゲンでできた結合組織のことを指します。

バストが垂れてしまう主な原因のひとつが、このクーパー靭帯の伸びや切れなのです。
クーパー靭帯の役割はバストを垂れないように維持することで、若い女性のバストが上向きでハリがあるのは、クーパー靭帯のおかげです。

クーパー靭帯は、ブラジャーをつけないまま寝る、妊娠・授乳、加齢による筋肉の衰え、激しい運動など様々な要因で伸びてしまったり、切れてしまったりすると言われています。

クーパー靭帯は気づかないうちに伸びたり切れたりします。
クーパー靭帯が伸びたり切れたりすることで、バストの脂肪がうまく支えられずに垂れてしまうのです。

さらに、クーパー靭帯は一度伸びてしまうと元に戻すのが難しく、また切れると再生されないので、とにかく予防に努めることが大切です。

クーパー靭帯をできるだけ綺麗な状態で保つには、日常生活において下記のことに気をつけることをお勧めします。

・就寝時にナイトブラを装用する
・運動時にスポーツブラを装用する
・自分に合ったブラを着ける
・姿勢を正す

お肌のハリが不足する

お肌のハリが不足することも、バストが垂れる原因になります。
お肌のハリを取り戻すにはどうしたら良いのでしょうか。

ハリのあるお肌は、水分が多く含まれています
肌のうるおいに直結すると言われている真皮層の水分量が高い10代、20代は、肌にハリがあるのですが、年齢を重ねるとともに皮膚の水分量が不足しがちになるので、ハリも失われるのです。

ハリが戻れば、バストを包む皮膚に弾力が戻ってくるので、水分を摂取することはバストアップにおいても非常に大切なことです。

しかし、よく1日に2リットルの水を飲むと良いと言われますが、体格によって適切な水分摂取量が異なります。
ご自分に必要な水分摂取量は、「体重÷30~50」の計算で知ることができます。

例えば、体重が50kgの方なら、「50÷30≒1.7リットル」または「50÷50≒1リットル」なので、1日1~1.7リットルの水分を摂ることが理想です。

また、バストアップクリームもバストの肌にハリを蘇らせるのに最適な方法です。

「ブレストサクセスクリーム」のようなバストアップクリームには、大豆成分などの女性ホルモンを活発にしてくれる成分が豊富に含まれているほか、グリセリンなど肌を乾燥から守る成分も含まれています。

他にも、コラーゲンやビタミンC、ヒアルロン酸といった肌の潤い・ハリに欠かせない栄養素をドリンクやサプリメントで積極的に摂取するのもよいでしょう。

ホルモンバランスの崩れ

バストと女性ホルモンは密接な関係を持っています。
女性ホルモンの分泌は、思春期から増え始め20代後半をピークに減少していきます。

乳腺の発達に必要なエストロゲンは、20代後半から30代にかけて減少しはじめます。
エストロゲンの減少によりホルモンバランスが崩れると、バストが小さくなってしまうのです。

バストの垂れは改善・予防できる?

バストの垂れは改善・予防できる?

バストは20代前半をピークに、20代後半から衰え始めてきます。
30代に入ると明らかにバストが垂れてきていると感じる方が多いようです。

老化するにつれてバストが衰えることは誰もが通る道ですが、できるだけ垂れないようにすることは可能です。

ブラジャーを着ける

ブラジャーは締め付け感があって夜は着けていないという方も多いのではないでしょうか。
しかし、ノーブラで寝ると寝ている間に重力によってバストが動き、クーパー靭帯が伸びてしまう恐れがあるのです。

就寝中は重力で胸が離れたり横に流れたりしないよう、ナイトブラをつけることをお勧めします。

ナイトブラは色々な種類が販売されていますが、垂れ防止のほかにバストアップを狙うなら、「育乳」効果のあるナイトブラが良いでしょう。

ナイトブラはサイズが合っていないと意味がありません。
ブラが小さすぎると圧がかかって血流やリンパが滞る可能性があります、大きすぎるとバストが支えられないでしょう。

購入前にきちんとサイズを図って、ご自分のバストに合ったナイトブラをゲットしてください

運動時にスポーツブラを装着する

ジョギングなどの運動を行っている最中は、ブラをつけていないと胸が激しく動いてしまい、クーパー靭帯が切れたり傷ついたりしてしまう恐れがあります。

バストを支えるだけなら普通のブラでも良いのではないかと思うかもしれませんが、普段着けるブラとスポーツブラの違いは、それぞれの目的です。

普段着けるブラはバストを美しく魅せることが目的なのに対し、スポーツブラはバストが激しく揺れるのを防ぐというのが一番の目的なので、バストの揺れが抑制されるように設計されています。

猫背を直す

猫背気味になっている人はバストが常に下を向いている状態になります。
その結果バストが重力にひっぱられやすくなり垂れの原因になってしまうのです。

猫背を治すことは難しいと思われがちですが、日常生活における「猫背を招くクセ」を治すだけでも改善できます。

猫背を招く習慣

・PCやスマートフォンを長時間使う
・長時間座る
・運動不足
・頬骨や足を組むなど、身体の重心を偏らせる

日常生活においてこのようなクセがあれば、直すように努めましょう。

なお、背筋と腹筋を鍛えることで上半身が支えられて猫背が解消されやすくなります
上半身の筋肉を鍛えること自体にもバストアップ効果が期待できますが、背筋と腹筋を鍛えて猫背を解消させると垂れの防止効果ももたらせるでしょう。

バスト周りの筋肉を鍛える

バストまわりの筋肉は乳腺や脂肪を支える役割を担っており、加齢によって筋力が低下すると脂肪を支える力がなくなり、重力に負けてバストが垂れてしまいます。

バストの垂れを改善・防止するには、ブラジャーなど身につけるものはもちろん、日々の運動を通してバスト周りの筋肉を鍛えることが大切です。

簡単にバスト周りの筋肉を鍛えるには、腕立て伏せがオススメです。
腕立て伏せは二の腕の筋力がアップするだけでなく、バストを支える大胸筋も鍛えられます。

大胸筋を鍛える他の筋トレ方法としてダンベルがあります。
仰向けの状態でダンベルを横に構え息を吐きながらダンベルを胸の上に押し上げ、吸うタイミングでダンベルを下ろします。

ダンベルがなければ水をいれたペットボトルでも良いでしょう。

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