不妊治療のセルフケアとメンタルケアについて

あごに手を当てて悩む男女

長い期間必要な可能性がある不妊治療は、身体的・金銭的にも負担がかかるものです。

また、心が不安定になってしまうと身体にも影響が出てきてしまうでしょう。

せっかく不妊治療をおこなっていても、気付かないうちに悪化させるような生活習慣を送っていたり、精神面の問題から十分な成果を得られていない可能性もあります。

負担が大きい不妊治療だからこそ、成功率を少しでも高めるためにセルフケアやメンタルケアをおこなうことも大切です。

不妊治療の負担はさまざま

治療をおこなううえで、原因を知るために多くの検査を受けるため、不妊治療は金銭的に大きな負担がかかるといえます。

さらに投薬や検査での通院はもちろん、体外受精や顕微授精をする際は採卵や胚(受精卵)移植のときに入院する必要があるので、身体的な負担も大きくなるでしょう。

そして病院や医師選びを間違えたり、度重なるスケジュール調整も負担になってしまうのです。

不妊治療は大きな不安を抱えやすい症状でありながら、病院や医師が寄り添ってくれていることを感じられなければ、信頼することができません。

こうした負担以外にも、なかなか妊娠できないことに対するイライラやプレッシャーも加わって、精神的なストレスとなってしまう場合もあります。

不妊治療のセルフケアとは

妊娠するために治療をしていても、従来のままの生活習慣では不妊に影響している可能性があることを知っていますか。

病院やクリニックでの治療以外に、妊娠しやすい状態へ近づくためにできることが、セルフケアです。

妊娠する力を高めるには、身体の冷えを防ぐ・十分な睡眠時間をとる・バランスの良い食事・ストレスや疲れをためない、ことが大切といえます。

身体の冷えを防ぐ

身体の冷えが良くないことを示す女性

指や足先など身体の冷えは、血行が悪くて栄養が行き届きにくくなっている状態であり、骨盤内の冷えと子宮周辺の血行不良に繋がってしまうのです。

腹部や下半身を冷やさないように腹巻など重ね着をしたり、ブランケットなどを用意する工夫や温かい飲み物・身体を温める食べ物を選ぶようにしましょう。

十分な睡眠時間をとる

妊娠するために必要なホルモン活動は、22時~深夜2時の睡眠中に最も活性化すると言われています。

そして22時~深夜2時を含めて最低でも6時間は連続で睡眠をとることによって、基礎体温の誤差も生まれにくくするようにしましょう。

睡眠時間と同時に生活リズムも整い、自律神経の安定につながります。

バランスの良い食事

栄養バランスを考えた食事を摂る女性

妊娠しやすくなる食べ物はありませんが、バランスの良い食事をとるように意識することで、代謝が良くなりホルモンバランスも整いやすくなるでしょう。

喫煙はもちろん過剰な飲酒も良くないので、控える必要があります。

また、甘いものや身体を冷やす冷たい飲み物・食べ物も控えることで妊娠しやすい身体に近づけるのです。

ストレスや疲れをためない

不妊治療または会社などでのストレスや疲れは身体の冷えや睡眠不足を引き起こしやすくするとともに、自律神経やホルモンバランスの乱れにつながってしまいます。

こうした身体にとってマイナスな状態が続かないためにも、自分の好きな趣味であったりリラックスできることを日々の生活に取り入れて、適度にストレスや疲れを解消するようにしましょう。

不妊治療のメンタルケアとは

小さなポットに飾られている2本のクローバー

治療をはじめても、排卵とのタイミングがなかなか合わない・生理が来るたびに大きなショックを受ける・周囲からのプレッシャーを感じる・いつまで治療が続くのかという不安に襲われるなど、思うことはいろいろ出てくるでしょう。

そしてストレスを感じるのは、女性だけでなく男性も同じです。

夫婦間での性行為が、不妊治療のための事務的なものになってしまったり、長期的に不妊治療を続けることに対しての焦りから、お互いに強くあたるなんてことも起きてしまいます。

お互いに精神的なストレスを抱えて、夫婦間の関係性を壊すようなことが起きないためにも、メンタルケアは大切なのです。

その方法には、ストレッチや軽い運動などで身体をスッキリさせたり、身体に負担がかからない趣味を見つけることもいいでしょう。

同時に不妊治療は夫婦、2人の問題であることを再認識して、お互いに協力していくことも必要といえます。

お互いに感情をぶつけ合うのでは無く、気持ちを正直に語りあい、2人の意思を確認することも大切です。

長期間、不妊治療をおこなってきた夫婦間で話し合った上で、半年や1年ほど一旦治療を休んで再開するという方法もあります。

そこで気持ちが一旦楽になり、再開後すぐに妊娠することができたという報告もあるほどです。

このように心は身体的な影響につながりやすいので、メンタルケアは常に意識するようにしましょう。

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