EDの原因

おじさんと呼ばれるような年代になるとEDになるのは仕方がない・・と思っている男性は多いのではないでしょうか。
たしかに加齢によるホルモンバランスの変化や体力の低下から、勃起力は衰えてしまうものです。

しかしEDは、20~30代の若い世代でも起こりうる症状です。
思うように勃起できなくなる原因はいくつかあり、たったひとつのきっかけでEDを発症することがあれば複数の要素が絡み合っている場合もあります。

EDの原因は主に、器質性・心因性・薬剤性の3種類に分けられます。

ほかの病気やケガが原因【器質性ED】

器質性EDは、血管や神経の損傷など、身体機能に支障をきたしているせいで発症します。

肉体が衰え始める年代で発症しやすく50代以上のEDで多くみられる要因ですが、若いうちから不摂生を続けてきた人であれば40代や30代でも器質性EDになるリスクはあります。

血管にトラブルを抱えている

もっとも典型的なEDの原因として、加齢による動脈硬化が挙げられます。
動脈硬化は文字通りに血管が硬くなってしまう症状で、簡単にいえば血管の老化です。

若さを維持している血管はしなやかですが、老化が進んだ血管には弾力性がなく血液の流れが滞りがち。
スムーズに血液が流れない身体では、理想通りの勃起は難しくなります。

動脈硬化の原因

糖尿病
高血圧
高脂血症
肥満
喫煙習慣
過度の飲酒

動脈硬化は、生活習慣病や偏った食事、運動不足などによって引き起こされます。

神経を損傷している

ペニス周辺で行なった外科手術の影響で、EDになってしまうことがあります。

一般的なのは、ガン治療のために行なう前立腺や膀胱の摘出手術です。
施術の際に血管や神経を損傷してしまうと、性的刺激を受けてもペニスに伝達されないため勃起に至りません。
この場合、手術を受けたという事実に対する心理的な影響も考えられるため、肉体と精神のどちらに原因があるのかを正確に見極める必要があります。

また脊髄損傷による神経障害や血管障害によって、EDを引き起こす場合があります。

男性ホルモンが低下している

男性の筋肉や骨格の発達に欠かせないホルモン・テストステロンは、30代から少しずつ減少していきます。

ホルモンバランスの変化によって勃起力や性欲そのものが低下するケースがあるほか、男性更年期障害(LOH症候群)が起こる場合もあります。

ストレスやプレッシャーが原因【心因性ED】

日常生活のなかで感じるプレッシャーやストレスなど、精神的な原因で起こるのが心因性ED です。
身体機能に異常はないもののメンタル面の不調によって引き起こされるため、20~40代の比較的若い世代に起こりやすいのが特徴です。

▶ 性行為に関わるストレス 
・女性に対するプレッシャー
・性行為への緊張感
・自分の身体に対するコンプレックス
・妊娠の不安

▶ 性行為とは関係のないストレス
 ・仕事での心労
 ・人間関係のトラブル
 ・家庭環境に対する不安

ひとくちにストレスといっても原因はさまざまで、性行為に直接関わる心理的負担があれば、性行為とは無関係なストレスがEDにつながっているケースもあります。

うつ病やPTSDでEDになることもある

EDの背景には、自覚していない深層心理や過去のトラウマが隠れていることがあります。
ホモセクシュアルや女性に対する憎しみ、幼少期の体験など、極めて個人的な要因が大きく影響。

PTSD(心的外傷後ストレス障害)やうつ病、不安神経症といった精神疾患がEDを引き起こしていることもあり、どうして勃起できないのかという原因がどこにあるのか自分では気づけていない可能性もあります。

薬の副作用で起こる【薬剤性ED】

薬剤性EDは、持病の治療に用いている薬の副作用で起こる症状です。
若い世代では精神安定剤や睡眠薬による影響が多く、40~50代では降圧剤や高脂血症の治療薬を服用していてEDを発症したというケースが多くみられます。

薬剤によっては副作用としてEDが明記されていない・医師がEDのリスクついて説明していないことあるため、患者自身がEDの原因として気づけない場合があります。

EDを誘発する薬剤一覧

循環器系 中枢神経系 消化管系
利尿剤
降圧剤
血管拡張剤
不整脈治療薬
脂質異常症治療薬
消炎鎮痛剤
抗うつ薬
抗けいれん薬
向精神薬
抗コリン薬
消化性潰瘍治療薬

抗うつ剤や向精神薬による治療中の場合、EDは精神疾患の症状のひとつなのか・薬の副作用なのか、正確な判断が難しいところです。

薬剤性EDは、服薬を中止したり薬を変えたりすると改善できる場合があります。
しかし自己判断で減薬・断薬することは、治療中の疾患を悪化させる原因にもなりかねません。

EDの原因がハッキリとわからない時には、医師に相談したうえで最適な解決策を検討する必要があります。

いくつかの要因を併発【混合性ED】

器質性と心因性、どちらの原因も併せ持っているのが混合性EDです。

動脈硬化の傾向があるうえに心理的ストレスが重なって起こるケースで、60代以上の比較的高齢の男性に起こりやすいEDです。

加齢によって男性らしさが低下していくことで性行為に自信が持てなくなるため、器質性EDによって心因性EDを併発するというパターンも見受けられます。

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