ダイエットについて

ウエストとメジャー

ダイエットは現代人にとって永遠のテーマともいえるべきものです。
「ダイエット(diet)」という言葉は英語としての意味でいうと、「健康または美容上、肥満を防ぐために食事を制限すること」を指します。
しかし日本では、食事制限や運動など何かしらの方法を通して脂肪を減らし痩せることをダイエットと言います。

厚生労働省「国民健康・栄養調査結果の概要」によると、日本人の肥満の割合は男性で31.3%、女性で20.6%となっています。
年代別にみると、男性では50代が最も肥満率が多く36.5%、女性では60歳代が24.2%と最も高くなります。

脂肪が増えると肥満となり、見た目への悪影響はもちろんのこと、さまざまな病気の原因にもなってしまいます。
それを防ぐために、多くの人々がダイエットを行うのです。

ダイエット経験のある人は約60%!「痩せる」以外の目的は?

2011年に行われたある調査によると、4人に1人の割合で現在ダイエットをしており、3人に1人は過去にダイエットをしたことがあるそうです。

これまでにダイエットをしたことがありますか?

さらにマイナビウーマンによる別のアンケート調査では、「痩せる」以外にダイエットを行う目的を持つ人が51.8%という結果が出ました。
下記は、痩せる以外の目的で挙げられたものです:

・体力向上 53.1%
・身体の不調の回復 40.4%
・ストレス解消 38.0%
・リラックス 25.7%
・疲労回復 25.7%
・トレーニングそのもの 13.5%
・ジムなどでの出会い・コミュニケーション 4.9%
・トレーニング用ファッションを楽しむ 2.9%

大半の人がダイエット経験を持つ中で、ダイエットに失敗した経験のある方は38%にものぼります(品川美容外科の「ダイエットに関する意識調査」)。

失敗した理由で挙げられたものは下記のとおりです:

・食事制限が続かなかった
・すぐに結果が出ずに諦めた
・運動が辛すぎた
・体調を崩した

ダイエットとは言っても、脂肪の付き方や体質によって適切な方法が異なります。
テレビや雑誌などのメディアで話題になっているダイエット法や自己流ダイエットでは、結果が出なかったり辛すぎたりして失敗する可能性が高くなってしまうでしょう。

肥満がもたらすリスクとは

肥満とは、「正常な状態に比べて体重が多い状況」あるいは「体脂肪が過剰に蓄積した状況」を指します。

肥満を判断する具体的な方法として、BMI(Body Mass Index、ボディマス指数)があります。
BMIは体重と身長の数値を使って計算します。

BMI計算式

BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)

算出されたBMIの値によって肥満かどうかを見分けることができます。

判定 BMI
やせている 18.5未満
普通 18.5以上25未満
肥満1 25以上30未満
肥満2 30以上35未満
肥満3 35以上40未満
肥満4 40以上

肥満になると、健康を害する危険性が高くなってしまいます。

なお、「肥満症」という言葉がありますが、BMIが25以上かつ健康障害または内臓脂肪蓄積がある場合は「肥満症」と言います
肥満症の患者さんは、ダイエットを専門とする医療機関を受診して治療に専念することが推奨されています。

医学誌「ランセット」に掲載された研究結果によると、重度の肥満では寿命が約10年短くなるそうです。

肥満のリスクには下記のようなものがあります:

・心臓への負担
・足腰への負担
・生活習慣病(糖尿病や高血圧など)
・婦人科の疾患
・睡眠時無呼吸症候群 など

BMIの値が5上昇すると死亡リスクが31%も上昇するということも同雑誌で言及されています。

さらに、肥満はガンとも密接な関係があり、たばこと同じくらい悪いという指摘もあがっています。

イギリス人524万人を対象にした調査では、22種類のガンのうち17種類は肥満になるほど増えるということがわかったのです。

このように、肥満は身体のさまざまなところに悪影響をもたらす危険性があるので、すでに肥満の方はもちろん、最近体重や脂肪が気になるという方も早めに対策を取ることをお勧めします。

「痩せる」ことにこだわりすぎるのはダメ!

日本人はダイエット志向が高いと言われていますが、特に若い女性が抱く「やせ願望」が問題視されることがあります。

痩せることを目的にダイエットに励むことは良いことなのですが、ダイエットする必要がないのにさらに痩せようとしてダイエットを行う女性が多いのです。

厚生労働省が公表した平成25年の「国民健康・栄養調査」によると、「やせ型」の成人女性の割合が、同調査を始めた昭和55年以降最多の12.3%だそうです。

平成27年の同調査の資料では、BMIが18.5未満の「やせ型」に分類される女性の割合は、20代で22.3%、30代で15.5%、40代で10%となりました。
なんと20代女性の5人に1人以上が痩せているのが現状なのです。

平成27年「国民健康・栄養調査」

痩せている若い女性が多い背景として、生活スタイルの多様化やメディアに露出している芸能人やモデルが痩せていることがあげられます。

十分に痩せているのに痩せたいという願望を持ち無理にダイエットをしてしまうと、栄養失調や筋力不足に陥って貧血や不妊、不整脈など健康を害してしまいます

肥満を防止するためのダイエットは大切ですが、見た目を気にするあまり過度に体重・脂肪を落とすことはしないようにしましょう

ダイエットは健康的に行うもの

「ダイエット」と聴くと単純に体重を落として痩せるという意味に捉える方が多いと思いますが、健康的なダイエットでは体重だけでなく体脂肪を落として筋肉をつけ、代謝がスムーズに行われるようにすることなのです。

健康的にダイエットを行うために、体重という数値にとらわれず余分な脂肪を減らすことにコミットしましょう。

最近では短期間で痩せるという広告を見かけますが、ダイエットは本来時間をかけてゆっくり行うものです。
すぐに結果を出したいからといって無理なダイエットに励むと、ダイエットに失敗したり健康を害することにつながるのでやめましょう。

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