ニキビについて

女性・男性問わず抱える肌の悩みで多いのは、ニキビといえます。
痛みはなくても肌の表面にポツっとでてきたり、痛みも腫れもあるなど症状はさまざまです。

また悪化して膿をもってしまったり、芯があって何度も同じ場所に繰り返しできるニキビで悩む方もいるでしょう。
そうなってしまうと、肌の表面にボコっとした跡が残る可能性もでてきます。

ニキビ跡がある肌と荒れていないキレイな肌とでは、周りが受ける印象も変わってくるはずです。
悪化させないそして繰り返しにくい肌を目指すためにも、まずはニキビについて知りましょう。

ニキビって病気?

ニキビの医学的な病名は尋常性痤瘡

肌トラブルといえば「ニキビ」や「吹き出物」と答える方が多くいます。
実際には「尋常性痤瘡(じんじょうせいざそう)」という医学的な病名も存在する、皮膚疾患のひとつです。

呼び方の違いは一般的に、できる時期が関係しているといわれていて思春期ならニキビ、大人なら吹き出物や大人ニキビと呼ばれています。

毛穴にある毛包(もうほう)と呼ばれる毛の根元で袋状になっている部分や皮脂腺が炎症を起こしている状態をニキビというのです。
このとき皮脂が過剰に分泌されている、もしくは肌のターンオーバーが上手くいっていないことで、毛穴は詰まりやすくなりニキビができてしまいます。

本来は乾燥から肌を守ったり、細菌など外部からのダメージを防ぐために皮脂は分泌されているのですが、何らかの原因によって過剰に分泌される場合があるのです。

こうして皮脂の塊ができるだけではなく、他にも毛穴が詰まったり細菌が繁殖することで炎症を引き起こしてしまうでしょう。
もし炎症を起こす前に皮脂の塊を押し出すことができれば、ニキビを防げますが無理に押し出そうとして逆に悪化させてしまう危険性もあるので注意が必要です。

またニキビは一過性のものだからすぐに治ると放置したり、症状に合っていないケアを続けてしまうと悪化したり治りにくくなるかもしれません。
そうなれば痕が残りやすくなるので、早めに正しい方法で対処することが大切なのです。

ニキビの症状とは

何らかの原因によって過剰に分泌されている皮脂が、毛穴に詰まっている状態や炎症を起こしている状態を面皰(めんぽう)またはニキビといいます。

おでこと鼻のTゾーン・口周りといった顔全体、そして背中や胸部など身体にもあらわれるものです。
そして、白ニキビ・黒ニキビ・赤ニキビ・黄ニキビという4つの種類に大きく分類されます。

始めは微小面皰といい、見た目もほとんど分からないほどですが、痛みや赤みはなくポツポツと白い盛り上がりがある状態は白ニキビ(閉鎖面皰)です。

白ニキビは初期段階であり、その後皮脂などの詰まりによって毛穴が開き、その詰まりの原因となる皮脂や垢が酸化すると、黒くみえるので黒ニキビ(開放面皰)といいます。

さらに毛穴の中に潜んでいる細菌(アクネ菌)が増殖して、炎症が引き起こされると赤く腫れあがり痛みを伴うようになるのです。

この状態を赤ニキビ(炎症性面皰)といい、発疹の分類のひとつである丘疹(きゅうしん)とも呼びます。
白い芯のようなものが見える場合に、無理に押し出してしまうと痕を残す原因になりかねないので注意しましょう。

ニキビの種類 症状
症状初期の白ニキビ
痛みや腫れがない初期段階。白い盛り上がりがポツポツとある。この時点で治すことができれば、肌へのダメージは少ない。
症状中期の黒ニキビ
毛穴が開いて、詰まっていた皮脂や垢が酸化して黒くみえる。白ニキビが少し悪化した状態。痛みや赤みはほとんどないが毛穴は目立ちやすい。
症状中期の赤ニキビ
ニキビ菌(アクネ菌)の増殖により、炎症が起きているので痛みも腫れもある。白ニキビや黒ニキビが悪化した状態。白い芯のようなものがある。
症状末期の黄ニキビまたは膿ニキビ
赤ニキビが悪化すると、化膿して膿がたまってしまう。炎症も酷くなっているので、肌へのダメージが大きく痕に残りやすい。

さらに酸化が進むと化膿して、黄色い膿をもつ状態になり、黄ニキビまたは膿ニキビというのです。
皮脂が膿となってしまうため、熱とともに痛みも感じるうえに真皮層や皮下組織にもダメージを与えるほどで、ニキビ跡につながりやすくなります。

ニキビ跡とは

以前悩んでいた人や繰り返すことが多い人ほど、現在はニキビ跡で悩んでいるといえます。
跡が残ってしまうのは、表皮だけでなく真皮などまでダメージを受けているということです。

このとき症状が悪化した場合だけでなく、早く治そうとしてニキビを潰したり刺激を与えたことが大きく関係する可能性があります。

跡といっても、赤みがあったり色素沈着したり、またはクレーターのように皮膚の表面が陥没してしまう場合もあるのです。それぞれのニキビ跡がどのようなものか紹介します。

赤みが残るニキビ跡

炎症がきちんと治まっておらず、赤みがある跡。
傷ついた皮膚を修復するためにできた毛細血管が、皮膚の薄い部分から見えることで赤みが分かる。

酷い炎症の場合は、毛細血管から血液が漏れてアザのように赤紫などのニキビ跡ができることもある。
炎症が落ち着くとともに赤みも治まるが、刺激などによって悪化すると色素沈着したりクレーターのように陥没する可能性もある。

色素沈着したニキビ跡

シミのような跡で、ニキビが治った後にできやすい。
色素沈着の一種であり、炎症によるダメージから真皮を守るためにシミの原因にもなるメラニンが生成される。

色素沈着は肌のターンオーバーが正常なら徐々に元の綺麗な状態に戻るが、ニキビができた後つまり代謝機能が低下している状態では治るまでに時間がかかってしまう。

クレーターのようなニキビ跡

皮膚の一部が陥没している跡。ニキビを潰して悪化させた場合や膿をもった重度のニキビの症状が落ち着いた後にできやすい。

悪化がすすむことで、新たな細胞を作り出し肌のターンオーバーをおこなう土台ともいえる真皮にまでダメージが及んでしまうと、皮膚の修復もできないのでクレーターのように陥没してしまうことがある。

クレーターのような跡ができてしまうと、自然治癒することは難しいので白ニキビや黒ニキビなど初期段階でしっかりとした対処が必要。

ニキビやニキビ跡について理解を深めた上でそれぞれの原因を知り、繰り返さないように気をつけることも大切です。

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